松竹映画に出てくる「いいセリフ」をご紹介します。
労働者諸君!田舎のご両親は元気かな。たまには手紙をかけよ。
その他のちょっと良いセリフ
命というものがたった一つでないのなら…我々はなんのために必死になって生きているのですか
「私を殺してでも行きたい?」「行きたい」「じゃいいわ。殺してちょうだい」
諦めずに愛してやれば、必ず直ります。一番大事なのは絶対に直るって信じることです。
調べるのやめました

「八つ墓村」より
複雑怪奇かつ難解な連続猟奇殺人事件の謎を解き、見事に解決した金田一耕助(渥美清)による、事件解決後の飄々としつつも諦念めいた意味深な発言。誰の為にもならない、誰の得にもならない、むしろ害悪にしかならないような真実は、調べる必要があるのか?いや、無い。調べたら調べたで、それを隠さなければならない、そのような真実に価値はあるのか?いや、無い。まるでそんな問答がひとしきり込められたような、短いながらも含蓄豊かなセリフです。探偵にとっては職務放棄、依頼者への背信行為とも言える、敢えて調査を止めるという選択。そこに金田一耕助を名探偵たらしめている優しさと聡明さを感じずにはいられません。
燭台はこの人が盗んだのではなくわたしが差し上げました

「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(第35作)」より
長崎にて、ツキに見放され商売が全く上手くいかず、宿賃すらも事欠いたテキヤ仲間で悪友のポンシュウが、転売しようと教会に侵入し燭台を盗みます。現場を目撃され、警察のお縄となったポンシュウですが、教会の神父が警察に証言したこの言葉によって釈放されます。その後、心を入れ替え、神父に恩返しすべく教会で働くポンシュウ。
これまで幾度となく映画化されている、かの文豪ヴィクトル・ユーゴーの名作『レ・ミゼラブル』の名エピソードを華麗に引用したこのセリフは、『男はつらいよ』シリーズで一貫して描かれている、市井の人々の「寛容」と「善意」、そして「博愛」を象徴するセリフでもあります。
幽霊よりも、人間のほうが恐いってことです。
責任や。『普通』っていうのは、そういうもんやろ?
言霊ってあるんだよ!言葉の力ってすごいんだよ!
今、幸せかい?
お前もいずれ、恋をするんだなぁ。あぁ、可哀想に。








