9/2
第二次世界大戦終結の日
『終戦のエンペラー』
東京湾の戦艦ミズーリ号上で日本が降伏文書に調印し、公式に戦争が終結した本日。映画が映し出すのは、銃撃戦ではなく、言葉と知略で平和を模索する「もう一つの戦い」です。敗戦国となった日本の誇りと、勝利国であるアメリカの正義。互いの文化や立場を超え、未来のために下された「世紀の決断」の瞬間を、息をのむスケールで描き出します。
9/3
ホームラン記念日
『あなた買います』
1977年、王貞治選手が通算756号本塁打の世界新記録を樹立したことにちなむ本日。大学球界随一の強打者を巡り、球団、後見人、想いを寄せる女性までもが巻き込まれる争奪戦を描きます。夢を追う純粋さと、それを金に換えようとする大人たちの欲望がせめぎ合う、佐田啓二の名演が光る社会派ドラマです。
9/4
クラシック音楽の日
『マエストロ!』
「9(く)ら4(し)っく」の語呂から、より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらいたいと制定されました。謎の指揮者の元に集まった楽団員がオーケストラ再結成に挑む、感動作『マエストロ!』で音楽の素晴らしさをご堪能下さい。
9/5
石炭の日
『男はつらいよ 望郷篇(第5作)』
石炭を見直す本日にちなんで選んだのは、石炭で走る蒸気機関車が印象的な場面として登場する本作です。兄貴分の息子を探して北海道を訪れた寅次郎は、釜焚きの現場で煙を吐く機関車に自らの行く末を重ねます。「額に汗して地道に働きてえんだ」――柴又に戻った寅さんの真剣な決意表明が胸を打つ一編です。
9/6
妹の日
『ザ・ファブル』
妹の可憐さを象徴する星座、おとめ座の中間の日にちなんで制定されました。”ファブル”と呼ばれる伝説の殺し屋と、妹として暮らす相棒のヨウコが誰も殺さずにミッションを遂行する『ザ・ファブル』で最強の妹のカッコよさをぜひご覧ください。
9/7
小説家・泉鏡花の忌日
『夜叉ヶ池』
1939年の今日、幻想文学の先駆者・泉鏡花が世を去りました。彼の戯曲を、坂東玉三郎の二役で映像化した本作は、竜神を鎮める鐘を守る人々と、その運命に翻弄される美しい女性・百合の物語。50トンの水を使ったクライマックスの洪水シーンが圧巻の、幻想スペクタクルです。
9/8
ニューヨークの日
『マイ・プレシャス・リスト』
1664年のこの日、オランダの西インド会社の支配下にあったニューアムステルダムがイギリスの支配下に移り、「ニューヨーク」に改称されました。ニューヨークで暮らす天才だけどコミュ力0のキャリーが幸せになるリストをクリアして幸せを目指す『マイ・プレシャス・リスト』を観てニューヨークの街並みで旅気分に浸ってください。
9/9
救急の日
『一度死んでみた』
「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせにちなんだ本日。しかし、本作で繰り広げられるのは、救急車もびっくりの前代未聞の騒動です。大嫌いな父が「2日間だけ死ぬ薬」を飲んで仮死状態に。そのまま火葬されたら本当に死んでしまう!父を救うため、反抗期真っ盛りの娘が立ち上がる。死んでる暇なんてない、ドタバタと感動が詰まった「魂」のコメディです。
9/10
下水道の日
『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』
下水道への理解を深める本日にぴったりなのが、配管工マリオ&ルイージが主役の本作。さらわれたヒロインを救うため、恐竜が独自に進化を遂げた異次元の「魔界帝国」へ飛び込む兄弟。ゲーム原作とは思えないスケールのSFXで描かれる大冒険です。
9/12
マラソンの日
『お受験』
1896年の今日、アテネ五輪で世界初のマラソン競技が行われたことにちなむ本日。矢沢永吉さん演じる元実業団マラソンランナーの父が、リストラや娘の小学校受験という「人生の難関」に挑みます。思うようにいかない現実の中でも、再び走り出すその姿。ゴールを目指すすべての人の背中を、力強く、そして温かく押してくれる一作です。
9/13
山田洋次監督誕生日
『こんにちは、母さん』『母と暮せば』『母べえ』他
『男はつらいよ』シリーズをはじめとした数々の名作を生みだした山田洋次監督の誕生日です。1931年のこの日、山田監督は大阪府豊中市で生まれました。2023年に90本目の監督作『こんにちは、母さん』が公開された監督の作品は、どれを取っても人間の弱さや優しさを温かい目線で描いています。ぜひこの機会に一本ずつ観てみてください。
9/15
老人の日
『おれの行く道』
高齢者への敬意を深める本日にふさわしい、祖母と孫の絆を描く一作。大金持ちの祖母キクを遺産目当てでもてなす兄姉たちをよそに、憎まれ口を叩き合いながらもまっすぐ向き合う孫の耕三。田中絹代と西城秀樹が演じる、飾らない世代間の交流が光ります。
9/16
競馬の日
『新・男はつらいよ(第4作)』
1954年に日本中央競馬会(JRA)が発足したことにちなむ本日。競馬といえば、本作では、寅さんが競馬で見事な大穴を当てて大金を手にすることに。意気揚々と柴又へ帰り、日頃の恩返しとばかりにおいちゃん夫婦にハワイ旅行をプレゼントしようとしますが…。一獲千金に浮き立つ男の悲喜こもごもを描いた、笑いと涙のドタバタ劇です。
9/18
敬老の日
『くじけないで』
多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う趣旨の国民の祝日です。98歳で初出版した詩集がベストセラーになった柴田トヨさんの人生を描いた『くじけないで』を観てお年寄りへの敬意と人生の味わいを感じてみてください。
9/19
苗字の日
『ある男』
1870年に平民が苗字(名字)を名乗ることが許された本日。誰もが当たり前に持つ「名前」ですが、もしそれが偽りだったら……。不慮の事故で亡くなった夫の身元調査を依頼された弁護士・城戸は、彼が全くの別人であるという衝撃の事実に辿り着きます。過去を消し、他人の名前で生きた「ある男」の正体とは。名前という仮面の裏にある人間の本質を揺るがす、重厚なヒューマンミステリーです。
9/20
バスの日
『有りがたうさん』
1903年のこの日、日本初の営業バスとして、乗り合いバスが京都市内を初めて走ったことを記念して制定。「ありがとうさん」と呼ばれる乗り合いバス運転手と乗客たちとの交流を描いた清水宏監督の『有りがたうさん』でオールロケで描かれるのどかな風景をお楽しみください。
9/21
国際平和デー
『長崎の鐘』
国連総会で制定され、「世界の停戦と非暴力の日」として敵対行為を停止するよう呼び掛けている。長崎で被爆し、病床にありながら世界平和を願い、医学の研究に生涯を捧げた永井隆博士を描いた『長崎の鐘』で平和について考えるきっかけにしてください。
9/23
万年筆の日
『劇場版ポルノグラファー~プレイバック』
1809年のこの日、イギリスで軸の中にインクを貯蔵できる万年筆が考案され、特許を取得しました。万年筆が登場する『劇場版ポルノグラファー~プレイバック』で描かれる美しい愛の世界をご堪能下さい。
9/24
幸せの青い鳥の日
『男はつらいよ 幸福の青い鳥(第37作)』
本日にふさわしい、まさにこのタイトルの一作。旅役者一座の座長の訃報を聞き、残された娘・美保と再会した寅次郎。「青い鳥が欲しい」と漏らす彼女に、「東京に出てきたら柴又のとらやへ寄りな」と温かく声をかけます。後日、上京した美保のために“色恋抜き”で奔走する寅さん。長渕剛の異色のキャスティングも見どころです。
9/25
主婦休みの日
『家族はつらいよ』
この日は、年中無休で家事や育児にがんばる主婦が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュをするための日として制定されました。熟年夫婦の妻が、誕生プレゼントは離婚届が良い、ということから起こる騒動を描いた『家族はつらいよ』で妻をいたわる大切さに気付いてください。
9/27
女性ドライバーの日
『十五才 学校Ⅳ』
1917年、日本初の女性運転免許取得者が誕生したことにちなむ本日。不登校の中学生・大介が屋久島を目指すヒッチハイクの旅には、女性ドライバー・大庭すみれとの出会いも。山田洋次監督が静かに紡ぐ、思春期のロードムービーです。
9/28
くつやの日
『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別編(第49作)』
「く(9)つ(2)や(8)」の語呂合わせにちなむ本日にふさわしい、靴メーカー営業マンとなった満男が主人公の本作。出張先で伯父・寅次郎を思い出す満男の回想から、渥美清が遺した名シーンの数々が蘇ります。没後に作られた、寅さんへの静かな追悼の一作です。
9/29
日中国交正常化の日
『シュンマオ物語・タオタオ』
1972年のこの日、「日中共同声明」が署名され、日本と中国の国交が結ばれました。初の日中合作アニメーションとなった『シュンマオ物語・タオタオ』はパンダのタオタオを通じて平和の大切さを伝えてくれます。
9/30
両親の日
『東京物語』
日付の「9」と「30」を反対から読むと「039」となり、「お父さん、お母さん(0)」、「サンキュー(39)」となる語呂合わせから両親への感謝を表す日になりました。尾道から子供たちを訪ねて上京する両親を描いた『東京物語』で親の有難みを噛みしめたいものです。

























