松竹の2000本以上の映画作品から、オススメ映画をご案内

文字サイズ

母と暮せば

公開年月日
2015年12月12日
キャスト
吉永小百合
二宮和也
黒木華
浅野忠信
加藤健一
広岡由里子
本田望結
小林稔侍
辻萬長
橋爪功
スタッフ
脚本:山田洋次/平松恵美子
監督:山田洋次
撮影:近森眞史
照明:渡邊考一
美術:出川三男
音楽:坂本龍一
区分
邦画
ジャンル
戦争
人間ドラマ
本編尺
130分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
2015年

Introduction(作品紹介/概要)

終戦70年ー。山田洋次監督が作家・井上ひさしさんに捧げて長崎を舞台に描く。長崎で暮らす女性と原爆で亡くなったはずの息子が繰り広げるエピソードをつづるファンタジー。吉永小百合と二宮和也が親子役で初共演するほか、山田監督作の『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた実力派・黒木華が浩二の恋人・町子を演じる。音楽は、山田洋次監督と初タッグとなる坂本龍一。この年の映画賞を総なめにした。

Story(あらすじ)

「母さんはあきらめが悪いから、なかなか出てこられなかったんだよ」。1948年8月9日、長崎。助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二(二宮和也)がひょっこり現れる。伸子は呆然とした。その日浩二の墓の前で「あの子は一瞬の間に消えてしまったの。もうあきらめるわ」と言ったばかりだったのだ。「あなたは元気なの?」そう伸子が尋ねると、浩二は腹を抱えて笑い出した。「僕はもう死んでるんだよ。元気なわけないだろう」。その日から、浩二は時々伸子の前に現れるようになった。二人は、楽しかった思い出話から他愛もないことまでたくさんの話をするが、一番の関心は、医学生だった浩二の恋人・町子(黒木華)のことだった。結婚の約束をしていた浩二を突然失ってしまい、心の行き場もないまま、この3年ずっと伸子を気にかけてくれる優しい娘だった。「浩二、もし町子に好きな人が現れたら、あの子のことを諦めるしかないのよ。だって、あなたはもうこの世の人じゃないのだから。あの子の幸せも考えなきゃね」。伸子の言葉に、浩二は口を尖らせる。「町子には僕しかいないんだ」わかっているけれど、受け入れることができない浩二。伸子はそんな息子が愛おしかった。ふたりで過ごす時間は特別なものだった。奇妙だったけれど、楽しかった。その幸せは永遠に続くようにみえた――。

『母と暮せば』予告編

「母と暮せば」を見る

ご自宅で、ゆっくり何度でも。

いつでも、どこでも、お好きなサービスで。

TOPへ戻る