© 2023映画『大名倒産』製作委員会
大名倒産
- 公開年月日
- 2023年6月23日
- キャスト
- 神木隆之介
杉咲花
松山ケンイチ
小日向文世
小手伸也
桜田通
宮﨑あおい
キムラ緑子
梶原善
勝村政信
石橋蓮司
髙田延彦
藤間爽子
カトウシンスケ
秋谷郁甫
ヒコロヒー
浅野忠信
佐藤浩市
- スタッフ
- 原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)
脚本:丑尾健太郎 / 稲葉一広
監督:前田哲
撮影:板倉陽子
照明:高屋齋
美術:原田哲男
音楽:大友良英
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
コメディ
- 本編尺
- 120分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 2023年
Introduction(作品紹介/概要)
数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)。2019年に上下巻で単行本が出版されると「面白い!」「こんな浅田作品が読みたかった!」と話題になった作品が、ついに実写映画化。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、立て続けにヒット作を生み出し続ける前田哲。脚本は、映画『七つの会議』やドラマ「半沢直樹」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」「下町ロケット」の稲葉一広の共同脚本。主人公・松平小四郎役には、2023年4月から放送開始する連続テレビ小説「らんまん」(NHK)主演も決定、芸歴27年のキャリアと確かな実力を持ち、今もなお注目を集め続ける国民的俳優・神木隆之介。いきなり若殿(プリンス)になったと思ったら100億もの借金を背負わされるという、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じます。また、小四郎の幼馴染・さよ役に杉咲花、うつけ者だが心優しい小四郎の兄・新次郎役に松山ケンイチ、丹生山藩の勘定奉行・橋爪佐平次役に小手伸也。病弱だが聡明な兄・喜三郎役に桜田通。小四郎の育ての父・間垣作兵衛役に小日向文世、母・なつ役に宮﨑あおい。小四郎の教育係・磯貝平八郎役に浅野忠信。そして、小四郎を藩主に任命する実の父、一狐斎役に佐藤浩市と、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。人生最大のトラブルに巻き込まれた小四郎に、果たして彼らがどう関わって来るのか?いつの時代も人々の生活に縁深い“お金”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちが贈る愉快痛快!人生逆転エンターテインメント!
Story(あらすじ)
越後・丹生山(にぶやま)藩の鮭売り・小四郎はある日突然、父から衝撃の事実を告げられる。なんと自分は、〈松平〉小四郎― 徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと! 庶民から一国の殿様へと、華麗なる転身…と思ったのもつかの間、実は借金100億円を抱えるワケありビンボー藩だった!?先代藩主・一狐斎は藩を救う策として「大名倒産」つまり藩の計画倒産を小四郎に命じるが、実は全ての責任を押し付け、小四郎を切腹させようとしていた…!残された道は、100億返済か切腹のみ! 小四郎は幼馴染のさよや、兄の新次郎・喜三郎、家臣の平八郎らと共に節約プロジェクトを始めるが、江戸幕府に倒産を疑われ大ピンチ! 果たして小四郎は100億を完済し、自らの命と、藩を救うことが出来るのか!?
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「大名倒産」のちょっといいセリフ
命を軽んじるのが武士ではありません。
命に感謝し、毎日を懸命に生きよう
それが武士の、いえ、人の在るべき姿です。
人は生きてこそ誰かの役に立てるのです。
- セリフを選んだ理由
- 家族とお国を守るために、分かっていながらも権力者の命に逆らえず罪を犯したことへの贖罪として自死を選ぼうとした実直な侍を、ぎりぎりのところで踏みとどまらせた小四郎(神木隆之介)のセリフ。
自ら選ぶ死はいかなる理由があれど、余程の特殊な場合を除き、決して本当の意味での贖罪にはなり得ません。それで満足するのは残念ながら死にゆく当人のみです。つまり単なる自己満足なのです。
ならば、その命を絶たず、家族のために、世話や恩や受けた誰かのために使う、それが生を受けた者の使命であり、生きる意味です。
思い詰めた時だけでなく、日々復唱したいほどの金言です。