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幸福の黄色いハンカチ

公開年月日
1977年10月1日
キャスト
高倉健
倍賞千恵子
武田鉄矢
桃井かおり
渥美清
スタッフ
原作:ピート・ハミル
脚本:山田洋次/朝間義隆
監督:山田洋次
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
美術:出川三男
音楽:佐藤勝
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
108分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1977年

Introduction(作品紹介/概要)

もしまだ待ってくれるなら、黄色いハンカチをぶらさげてくれ―
「ニューヨーク・ポスト」に掲載されたピート・ハミルのコラムを映画化。北海道を舞台に刑期を終えた男が妻のもとへと向かう高倉健主演のロードムービー。第1回日本アカデミー賞や第51回キネマ旬報賞、第32回毎日映画コンクール、第20回ブルーリボン賞や第2回報知映画賞など、国内における同年の映画賞を総なめにした。高倉健・倍賞千恵子が魅せる優しさ、美しさに胸が震える感動の愛の物語。

Story(あらすじ)

失恋をしてヤケを起し、会社を辞めて北海道へとドライブの旅に出た青年、欣也(武田鉄矢)。同じように失恋の痛手を負った朱美(桃井かおり)をナンパすることに成功する。そんなふたりが炭鉱夫を名乗る中年男、勇作(高倉健)と出会ったのは刑務所のある町、網走。行くあてのない3人の旅が始まる。しかし、勇作には秘められた過去があった。走る車の中で重い口を開き、己の過去、そして妻の光枝(倍賞千恵子)との思い出話を語り出す勇作。光枝に書いた手紙の中で、勇作は自分の気持ちを“黄色いハンカチ”に託したという。欣也と朱美は光枝が待つ夕張に車を走らせるが…。不器用な男の優しさが胸にしみる、高倉健の代表作。

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2月22日(木)17:00 ~

幸福の黄色いハンカチ

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「幸福の黄色いハンカチ」のちょっといいセリフ

まぁ あれだな
つらいこともあるんだろうけど 辛抱してやれや
一所懸命辛抱してやってりゃ いいことあるよ

何か困ったことあったら いつでも来いや

セリフを選んだ理由
失恋した花田欣也(武田鉄矢)は会社を辞めた退職金で新車を買い、心の痛手を癒すために北海道へ旅に出ました。道東で訳アリっぽい小川朱実(桃井かおり)という女性と出会った鉄也は、網走刑務所から出所したばかりの島勇作(高倉健)とも知り合い、三人で旅を進めます。
勇作は夕張の炭鉱で働き結婚していましたが、流産をきっかけに妻・光枝(倍賞千恵子)が前夫との間でも流産していた事が発覚、秘密を嫌った勇作は光枝と諍いを起こし、やけになって出かけた夜の歓楽街でチンピラたちに絡まれ、そのうちの一人を殺してしまったのでした。
粛々と受刑の日々が進むなか、まだ若い光枝の将来の再婚と出産のためによかれと獄中で離婚を強行していた勇作ですが、刑期を終える直前に光枝に手紙を送りました。そして、その手紙に勇作が込めたメッセージの結末を確かめに、三人はいちかばちか勇作の妻のもとへ、はるばる夕張へと向かうことに。
道中、ひょんなことから勇作が車を運転することになりますが、そこで運悪く検問に引っ掛かり、服役中に免許が失効している勇作の無免許運転が発覚してしまいます。しかし、勇作が逃げようとも隠そうともせず正直に自白したこと、そして運よく奇遇にも所轄警察署の交通係長・渡辺(渥美清)が、かつて勇作が夕張で殺人事件を犯した時の担当警察官だったことで、無免許運転が軽微な処分で済まされたのです。
このセリフは、そんな勇作との久しぶりの再会を喜んだ渡辺係長の、多くを語らない勇作の性格と、服役中の模範的な囚人生活を推察し、さらには出所後の心境をも慮っての言葉です。まるで同じ渥美清演じる『男はつらいよ』シリーズの寅次郎度々口にしているようなセリフで、ある意味本作ならではの独自性はありませんが、名優・渥美清の、噛んで含めるような口調と表情、行間から溢れる滋味深い人間味も相俟って、じんわりとしっかりと、確実に心に沁みるのです。
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