©1995 松竹株式会社
男はつらいよ 寅次郎紅の花(第48作)
- 公開年月日
- 1995年12月23日
- キャスト
- 渥美清
浅丘ルリ子
倍賞千恵子
吉岡秀隆
前田吟
下條正巳
三﨑千恵子
- スタッフ
- 原作:山田洋次
脚本:山田洋次/朝間義隆
監督:山田洋次
撮影:高羽哲夫/長沼六男
照明:野田正博
美術:出川三男
音楽:山本直純
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
人間ドラマ
- 本編尺
- 110分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1995年
- ロケ地
- 岡山県 津山市
鹿児島県 奄美大島
鹿児島県 大島郡 瀬戸内町
東京都 八王子市
兵庫県 神戸市
Introduction(作品紹介/概要)
26年間に48作続いて来た『男はつらいよ』シリーズ最終作となった『寅次郎紅の花』は、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』以来、四度目の登場となる浅丘ルリ子演じるリリーが登場。しかも寅さんは奄美大島でリリーと同棲。かつてさくらが夢見た寅さんとリリーの結婚は、現実のものとなるのか? そして五回目となる後藤久美子演じる泉と満男の関係は? シリーズ大団円に相応しく、二つの恋の行方が、幸福な気分のなかで描かれてゆく。阪神淡路大震災の被災地に立つ寅さんの「皆様、本当にご苦労様でした」という言葉は、俳優・渥美清の最期の台詞となった。
Story(あらすじ)
柴又くるまやで一家揃ってテレビを見ていると、何と寅さんがボランティア活動をしていてびっくり仰天。一方、満男のところへかねてから思いを寄せている泉が突然訪ねてきた。そして医者の卵と結婚するつもりだと言う。動揺した満男は思わず祝福するが、結婚式をメチャクチャにしてしまう。後悔の念にさいなまれ旅する満男は、奄美大島で寅さんのかつての恋人・リリーと出会う。そして驚くことにそこには寅さんも一緒にいた。その三人のもとに今度は泉が満男の真意を確かめにやってくる。
「男はつらいよ 寅次郎紅の花(第48作)」を見る
ご自宅で、ゆっくり何度でも。
いつでも、どこでも、お好きなサービスで。
作品関連商品
「男はつらいよ 寅次郎紅の花(第48作)」のちょっといいセリフ
生きてる?そら結構だ。
- セリフを選んだ理由
- 寅次郎(渥美清)が久しぶりにくるまやに電話すると出たのは、自分と会ったことがないどころか自分のことを知らない若い店員で、さくら(倍賞千恵子)ほか皆が出払っていると言う。店員との会話も続かず、言うに事欠いて皆が生きていることを確認した寅次郎が言い放ったセリフです。通り一遍の社交辞令のような、よくある生存確認ではありますが、寅次郎がひと安心したのは事実でした。家族、とりわけ年老いた両親や親せきと離れて暮らしている人には、この思い、共感するものがあるのではないでしょうか?大事な人々が「生きてる」ことは、それだけで「結構」なことなのです。