©1982 松竹株式会社
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(第30作)
- 公開年月日
- 1982年12月28日
- キャスト
- 渥美清
倍賞千恵子
田中裕子
沢田研二
前田吟
下條正巳
三﨑千恵子
- スタッフ
- 原作:山田洋次
脚本:山田洋次/朝間義隆
監督:山田洋次
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
美術:出川三男
音楽:山本直純
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
人間ドラマ
- 本編尺
- 106分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1982年
- ロケ地
- 大分県 別府市
大分県 臼杵市
大分県 由布市
大分県 杵築市
大分県 宇佐市
大分県 別府市
東京都 千代田区
千葉県 習志野市
大分県 別府市
Introduction(作品紹介/概要)
トップスター沢田研二と実力派女優の田中裕子を迎えたシリーズ第30作。ジュリー演じる三郎は、二枚目だが女性には縁のないチンパンジーの飼育係。三郎のメッセンジャーとなった寅さんが、螢子に気持ちを聞くと「だって、二枚目なんだもん」と気後れしてしまう。三郎の「男は顔ですか?」という台詞のおかしさ。田中裕子の持ち味を活かした螢子のキャラクターは、これまでになかった新しいタイプ。
Story(あらすじ)
大分湯の平温泉で寅さんは二組の客と知り合う。一人はデパートに勤める螢子、もう一人は母の遺骨を納めに故郷を訪れた三郎である。螢子は寅さんほど面白い人はいなと思った。すっかり仲良くなった螢子たちが東京へ帰る日、三郎は彼女に向って「ぼくとつきおうて下さい」と叫んだ。余りにも不細工な求愛にあきれた寅さんは三郎相手に模範的な口説き方を伝授する。螢子がとらやを訪ね寅さんと再会する。あまりにも二枚目すぎると敬遠する螢子と、今や何事も寅さんを師と仰ぐ三郎の純情。寅さんの侠気は二人の仲を取り持つ。
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(第30作)」を見る
ご自宅で、ゆっくり何度でも。
いつでも、どこでも、お好きなサービスで。
作品関連商品
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(第30作)」のちょっといいセリフ
今度あの子に会ったら、こんな話しよう、あんな話もしよう、そう思ってね、家出るんだ。いざその子の前に座ると、ぜんぶ忘れちゃうんだね。
- セリフを選んだ理由
- 自分と一緒にデートしていても、いつも寡黙で無口になってしまう三郎(沢田研二)が、何考えてるかわからない、ふたりの間に生まれる沈黙がつらい、と迷い悩む蛍子(田中裕子)を、寅次郎が諭した言葉。好きな人を前にして黙りこくる、そんな自分が情けなく泣きたくなる、まさに恋する男心を優しいまなざしで言い表した、寅次郎らしい表現。