松竹の2000本以上の映画作品から、オススメ映画をご案内

文字サイズ

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(第27作)

公開年月日
1981年8月8日
キャスト
渥美清
松坂慶子
芦屋雁之助
倍賞千恵子
前田吟
下條正巳
三﨑千恵子
スタッフ
原作:山田洋次
脚本:山田洋次/朝間義隆
監督:山田洋次
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
美術:出川三男
音楽:山本直純
区分
邦画
ジャンル
コメディ
人間ドラマ
本編尺
104分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1981年
ロケ地
長崎県 対馬市
広島県 大崎
広島県 呉市
大阪市 浪速区
大阪府 東大阪市
奈良県 生駒市
大阪市 港区
大阪市 此花区
大阪市 中央区
長崎県 津島市
公式サイト
https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/

Introduction(作品紹介/概要)

東京生まれの寅さんにとって、大阪は肌が合わない場所のはずだったが、居心地が良い場所となったのは、松坂慶子演じる美人芸者・ふみがいればこそ。幼くして肉親と離ればなれになり、芸者をしているふみにとって、寅さんの純粋さと心意気は、自分自身をみつめるきっかけにもなる。粋にチップを差し出す寅さんに「友達のつもりよ」と突き返す彼女の心意気。これぞ大阪!というキャスティングの妙。通天閣の安ホテルの主人に、芦屋雁之助。先輩芸者にかしまし娘の正司照枝・花江。そして、ホテルで飲んだくれているおっちゃんに笑福亭松鶴。華やかさとはかなさ、男と女の機微、細やかな演出が堪能できる一本。本作より満男役が吉岡秀隆にバトンタッチ。

Story(あらすじ)

瀬戸内海の小島で、墓参をしている美しい浜田ふみ(松坂慶子)と知り合った寅さん。それからしばらくして、大阪で芸者をしているふみは、石切神社で寅さんと偶然再会する。二人は生駒山の宝山寺でデートを楽しむが、ふみには幼くして別れた弟がおり、寅さんのすすめで一緒に逢いに行くが、弟は病死していた。失意のふみに優しくする寅さんだったが、彼女の想いを受け止めることができずに、柴又へ帰る…。

「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(第27作)」を見る

ご自宅で、ゆっくり何度でも。

いつでも、どこでも、お好きなサービスで。

作品関連商品

「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(第27作)」のちょっといいセリフ

そりゃ今は悲しいだろうけどさ。月日がたちゃどんどん忘れて行くものなんだよ。忘れるってのは、本当にいい事だな。

セリフを選んだ理由
幼いころ生き別れになった最愛の弟を、ひょんなことで出会った寅次郎(渥美清)と共に探す芸者の浜田ふみ(松坂慶子)だが、弟は病死していた。悲嘆に暮れながらも、弟の婚約者の、結婚を前に相手を亡くした悲しみを思い遣るふみ。そんなふみに、自分は頭が悪いからすぐに色々な事を忘れると卑下しながらも、寅次郎がかけた、慰めでもあり励ましでもある言葉。忘れるという事は人生の知恵でもある、とも聞こえる。
TOPへ戻る