松竹の2000本以上の映画作品から、オススメ映画をご案内

文字サイズ

2025.01.07

  • その他

新春恒例の超長時間テレビ時代劇の名作「徳川武芸帳 柳生三代の剣」初のデジタル配信開始!

新春恒例 長時間テレビ時代劇の名作
『徳川武芸帳 柳生三代の剣』デジタル配信開始!



昭和~平成において、お正月の名物テレビ番組の一つとして毎年お茶の間を沸かせた、テレビ東京系の超長時間時代劇シリーズ「12時間超ワイドドラマ」(のちの「新春ワイド時代劇」)より、「徳川武芸帳 柳生三代の剣」(1993年放送・全六部13話構成・約714分)が初のデジタル配信を開始しました!
本作は、深謀遠慮が渦巻く重厚なポリティカルサスペンスと、侍の剣技や忍びの体術などがぶつかり合う激烈なハードアクション、信義と愛憎とが錯綜する濃密なヒューマンドラマ、そして時代を問わない純粋無垢でロマンチックなラブ・ストーリーが、見事に共存したエンターテインメント時代劇。江戸時代草創期を剣で生き抜き、徳川家に仕えた柳生家三代を、特に徳川家康の死を機に、あわよくば天下を取ろうとする有象無象の勢力により、騒乱が日本全国に拡大化した激動の時代に重ね合わせながら描かれています。
主演を務めた九代目 松本幸四郎ほか、村上弘明平幹二朗らに加え、黒木瞳、堤大二郎、蟹江敬三、西川のりお、西岡徳馬、有馬稲子、藤田まこと、五代目 坂東八十助、波乃久里子、津川雅彦、芦田伸介ら豪華な俳優陣が名を連ねた時代劇大作です。
乱世を戦い抜くための柳生宗厳の剣。家名と流儀を保つための宗矩の剣。そして、その父に反抗する十兵衛の剣。時代の転換の礎の一つとなった柳生家三代の剣を通して、まさに乱世ともいえる現代日本、その現状打開に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
さらに、現在配信中の「天下騒乱 徳川三代の陰謀」と合わせて観ると、同時代を異なる視点で楽しむことができます!ぜひこの機会にじっくりとご覧いただきたい作品です。



©株式会社テレビ東京、松竹株式会社


【STORY】
大和・柳生の里の剣士・石舟斎の二男・宗矩と忍者・木猿は、野武士に追われる徳川家康一行を助ける。本能寺の変が起こり、浜松へ帰城の途中だった。家康は印籠を宗矩に与え、取り立ててやるから訪ねてこいと言う。
関ヶ原の戦いが始まり、宗矩が木猿と家康の陣を訪ね、忍者に襲われる家康を助ける。宗矩は女忍者・お藤を殺さずに逃がす。石舟斎は家康に関ヶ原の先陣を願うが、忍者まがいの働きを命じられ断る。
宗矩は家康の密命で信州・真田城攻めの秀忠の陣へ行き、無事任務を果たす。東軍が勝利。家康は宗矩を将軍家指南役に任じ、柳生庄2000石を与え、秀忠の補佐を命じる。が、石舟斎は忍びまがいの手柄では柳生の名が泣くと、宗矩を家に入れない。新陰流は体の不自由な長男・巌勝の子・利厳に継がせるという。母・春桃御前は宗矩に、剣術師範として名を挙げよと励ます。大阪夏の陣で、宗矩は秀忠の長女で豊臣秀頼に嫁いだ千姫を救い出すが、お藤に襲われる。おれを斬れと自分の身を守らない宗矩を見て、お藤は殺せなくなり、宗矩と結ばれる。家康が死ぬ。宗矩は旗本の娘・りよと結婚する。春桃御前は、りよが病弱なため、宗矩の愛人になったお藤を家に入れる。母の死で長男・十兵衛は反抗的になり、家を出る。宗矩もお藤も止められない勢いだった。十兵衛は柳生で剣を修行し、諸国を回る。


【キャスト】
九代目 松本幸四郎/平幹二朗/村上弘明/黒木瞳/西川のりお/有馬稲子/大和田伸也
津川雅彦/中山仁/岡本舞/喜多嶋舞/嶋大輔/蟹江敬三/堤大二郎/范文雀
浅利香津代/高橋悦史/芦田伸介/西岡徳馬/小野武彦/七瀬なつみ/小橋賢児
田村亮/宮崎淑子/辰巳琢郎/寺田農/森口瑤子/夏八木勲/沖田浩之/若林志穂
長門裕之/藤田まこと/坂東八十助/名高達郎 ほか ナレーター:柳生博

【スタッフ】
原作:吉田剛『徳川武芸帳 柳生三代の剣』(角川文庫)
脚本:吉田剛/渡辺善則/鈴木生朗/中村勝行
監督:貞永方久/松尾昭典/津島勝/奥村正彦
協力:柳生新陰流第二十一世宗家 柳生延春厳道
製作:テレビ東京、松竹株式会社

放映:1993年1月2日(テレビ東京系「12時間超ワイドドラマ」)
本編尺:約714分(全六部・十三話構成)
・第一部:天下分け目の関ヶ原(その一・二)
・第二部:大坂城悲涙の炎上(その一・二)
・第三部:宇都宮釣天井の陰謀(その一・二)
・第四部:血闘!伊賀上野の仇討(その一・二)
・第五部:伊達、薩摩の陰謀?島原の乱!(その一・二・三)
・第六部:将軍暗殺!?寛永御前試合(その一・二)


©株式会社テレビ東京、松竹株式会社


この記事をシェアする

TOPへ戻る