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長崎の鐘

公開年月日
1950年9月22日
キャスト
若原雅夫
月丘夢路
西條鮎子
河村黎吉
津島恵子
滝沢修
スタッフ
原作:永井隆
脚色:新藤兼人/光畑碩郎/橋田寿賀子
監督:大庭秀雄
撮影:生方敏夫
照明:
美術:
音楽:古関裕而
区分
邦画
ジャンル
戦争
ラブストーリー
本編尺
94分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1950年

Introduction(作品紹介/概要)

原子病の床にありながら、世界人類への愛情を想い、原子医学に生涯を捧げた永井隆のベストセラーを映画化。原爆被災者永井隆博士の手記をもとにして、大庭秀雄監督・若原雅夫・月丘夢路他オールスターキャストで映画化された感動の抒情詩。当時GHQの占領下にあった日本映画は原子爆弾の被害に関することはタブーの一つであったが、メロドラマというベールをかぶせることによって映画化が可能となった。新藤兼人、橋田寿賀子が脚本に参加。

Story(あらすじ)

原子医学の研究に一生を捧げた医学者・永井隆博士(若原雅夫)は、医大卒業を前にして専攻を物理療法科に変更した。このころ放射線医学は、医大においてもほとんど軽んじられ、聴診器に頼る古くからの医師たちの迫害を受けていたほどである。その後、妻の緑(月丘夢路)の協力のもと幾多の困難を乗り越えて数々の研究成果を発表していく永井博士。しかし、そんな中で彼は医学者としてよりも、むしろひとりの人間として人類愛に目覚めていくのである。

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