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新釈 四谷怪談 後編
- 公開年月日
- 1949年7月19日
- キャスト
- 上原謙
田中絹代
滝沢修
佐田啓二
山根寿子
- スタッフ
- 原作:鶴屋南北
脚色:久板栄二郎
監督:木下惠介
撮影:楠田浩之
照明:寺田重雄
美術:本木勇
音楽:木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
- 本編尺
- 73分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1949年
Introduction(作品紹介/概要)
亡霊の正体は殺されたお岩の怨念か?それとも彼女を殺した伊右衛門の妄想か?田中絹代&上原謙コンビで鶴屋南北の名作怪談を新解釈で映画化した人間の“罪と罰”を問う時代劇大作!後篇。
1949年7月16日 国際劇場にて先行公開
Story(あらすじ)
遂にお岩(田中絹代)は火傷の顔を気遣いながら絶望しつつ悶々のうち断末魔を叫びつつ死んでゆく。その場に現われた小平(佐田啓二)も伊右衛門(上原謙)に斬られ殺されてしまった。表面は小平とお岩の情死としてうまく取り計らった。伊右衛門は直助(滝沢修)に引きずり回され、お梅(山根寿子)と祝言を交わし、仕官する。お袖は姉のお岩の死因を知る由もなく、姉が不義を犯して死んだとばかり思い込んでいた。伊右衛門は時がたつにつれて、あの悲惨なお岩の姿が消し飛んでいった。直助も伊右衛門の従僕として働くようになった。一文字屋喜兵衛(三津田健)は良いむこ殿を選んだと大喜びであった。とある日直助と夜づりに出かけた伊右衛門は、ふとつり上げた古い板割れを見て不義の名を押しつけたお岩と小仏小平の幻影を見た、それ以来伊右衛門はお岩の亡霊や火の玉、ネズミ、長虫の錯覚に悩まされ、幸福に暮らしていた伊右衛門とお梅との間に気まずい思いが流れ始めて…
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