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風の中の牝雞

公開年月日
1948年9月17日
キャスト
佐野周二 
田中絹代 
村田知英子 
笠智衆 
坂本武 
高松榮子 
水上令子 
文谷千代子 
長尾敏之助 
中川健三
スタッフ
脚本:斎藤良輔/小津安二郎
監督:小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:浜田辰雄
音楽:伊藤宣二
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
83分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1948年
公式サイト
https://www.cinemaclassics.jp/ozu/

Introduction(作品紹介/概要)

小津安二郎監督の復員後第2作目。幼子の急病と入院のためにやむを得ず一夜身を売った妻(田中絹代)を、戦地から帰った夫(佐野周二)が許すまでを描く。そのテーマ性によって『雪割草』『恋文』といった一連の”戦争と貞操”もの映画に位置付けられてもなお、演出は小津らしく緻密。

1948年9月17日  国際劇場にて先行公開

Story(あらすじ)

雨宮時子は、夫・修一(佐野周二)が外地へ赴いているため、健気にミシンを踏んで生計を立てていた。苦しい毎日ではあるが、息子・浩の成長ぶりを夫に見てもらう日を心の支えにした生活であった。
ある時、浩が病に倒れ入院、まとまった金が必要になり途方に暮れた時子は、いかがわしい安宿で見知らぬ男に身体を売ってしまう・・・。そして、やっと戻った夫は、留守中の妻の真実を知ることになる。

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