©2006「武士の一分」製作委員会
武士の一分
- 公開年月日
- 2006年12月1日
- キャスト
- 木村拓哉
檀れい
笹野高史
十代目坂東三津五郎
- スタッフ
- 原作:藤沢周平
脚本:山田洋次/平松恵美子/山本一郎
監督:山田洋次
撮影:長沼六男
照明:中須岳士
美術:出川三男
音楽:冨田勲
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
人間ドラマ
- 本編尺
- 121分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 2006年
Introduction(作品紹介/概要)
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。夫婦の愛の物語であり、白刃閃く復讐譚でもあるこの異色作は、山田時代劇三部作のフィナーレを飾るに相応しいまぎれもない最高傑作である。
Story(あらすじ)
三村新之丞(木村拓哉)は、最愛の妻・加世(檀れい)とつましく暮らす、海坂藩の下級武士。「早めに隠居して、子供がたに剣を教えたい」と夢を語る、笑いの絶えない平和な日々は、藩主の毒見役をつとめて失明した日から暗転する。絶望し、自害しようとする新之丞を加世は必死に思い留まらせるが、愛する夫のため、口添えを得ようとして罠にはまり、番頭・島田藤弥(坂東三津五郎)に身を捧げてしまう。義を重んじ、卑怯を憎む侍としての「心」と、ひとりの男としての「愛」の狭間で、新之丞の怒りは激しく燃え上がり、己の「一分」をかけた復讐を心に誓う。しかし島田は藩内きっての剣の使い手。目の見えぬ新之丞の無謀な果し合いに勝機はあるのか、そして失われた夫婦の愛情は再び取り戻せるのか…。
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