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眠る男

公開年月日
1996年2月3日
キャスト
アン・ソンギ
クリスティン・ハキム
役所広司
今福将雄
野村昭子
八木昌子
小日向文世
スタッフ
脚本:小栗康平/剣持潔
監督:小栗康平
撮影:丸池納
照明:山川英明
美術:横尾嘉良
音楽:細川俊夫
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
103分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1996年

Introduction(作品紹介/概要)

山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。

Story(あらすじ)

山あいにある温泉町の一筋町。ここでは、様々な人たちが様々な暮らしを営んでいる。キヨジとフミの老夫婦の家には、山で事故に遭って以来、意識を失ったまま眠り続けている拓次という男がいた。フミは拓次を病院から引き取り、献身的な介護を続けている。拓次を毎日のように見舞うのは、知的障害を持つ青年・ワタルだった。感受性豊かな彼は、事故に遭った拓次の第一発見者でもあり、人一倍彼のことを心配していた。水車小屋には傳次平という老人がおり、自転車置き場と小さな食堂を経営するオモニに育てられている少年・リュウは、傳次平からいろいろな話を聞くのを楽しみにしている。町では、南アジアの国からやってきた女たちが、“メナム”というスナックで働いていた。そのひとりであるティアは、故国の河で我が子を亡くした過去を持っている。ティアは町の人たちと接するうちに、次第に町の暮らしになじんでいった。拓次の幼友達である電気屋の上村は、最近になって、小さい頃、拓次とよく遊びに行った山の奥にある山家のことを思い出すようになっていた。そこに誰が住んでいて、それが本当にあったのかどうかも定かではなかったが、独り暮らしの老婆・たけから山家が本当にあったことを聞いた上村は、もう一度そこへ行ってみたくなって仕方がなかった。冬が過ぎ、春が訪れ、やがて夏になり季節が巡ると、人々の生活にも少しずつ変化が見えた。

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