©1988 松竹/ビッグバン/キネマ東京
父(’88)
- 公開年月日
- 1988年4月29日
- キャスト
- 板東英二
太地喜和子
野々村真
菅井きん
- スタッフ
- 原作:
脚本:木下惠介
監督:木下惠介
撮影:岡崎宏三
照明:佐久間丈彦
美術:芳野尹孝
音楽:木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
人間ドラマ
- 本編尺
- 75分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1988年
Introduction(作品紹介/概要)
チャランポラン親父と家族の交流を描いた木下惠介監督最後の作品となった人情喜劇。「父」と「母」をモチーフに作文を募集し、それを基に映画を作ろうという趣旨の下、木下監督が「父」を、木下門下の松山善三が「母」を手掛けて、2本立て公開された。口やかましい母親(菅井きん)や、しっかり者の妻(太地喜和子)ら女たちからは叱咤されまくりつつも、息子(野々村真)には激励を送り続けるダメ親父の憎み切れない構図が楽しい。主演の坂東英二はこれが映画初主演。
Story(あらすじ)
日暮菊太郎は妻子があり、不惑の年齢を迎えてもなお見果てぬ夢を追い続けていた。地元の鹿児島市で県会議員選挙に立候補するが落選し、家族そろって熊本へ移った。そこでは女子プロレスを興行するが、これもうまくはいかない。家庭を顧みない夫に愛想をつかして、妻の八重はついに離婚を決意。長男・大次郎と共に東京でレストランを始めた。菊太郎の母マツも息子のやることには腹をたてていたが、どうにもならなかった。大阪からブラジルへと渡った菊太郎はチャールズという黒人歌手を連れて帰ってきた。そして自分はプロモーター気取りで彼に「人生劇場」や「お富さん」など日本の歌をキャバレーやナイトクラブで歌わせている。八重と大次郎は鹿児島へ戻ることにしたが、菊太郎は相変わらずおでん屋を始めたかと思うとハワイへ行ったり、と忙しい。おはら祭りの日、マツが踊りに参加するというので八重と大次郎は見に行ったが、二人は人ごみの中に菊太郎の姿を見たような気がしたのだった。
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