©劇団ひまわり映画製作事務所
伽耶子のために
- 公開年月日
- 1984年11月10日
- キャスト
- 呉昇一
南果歩
浜村純
園佳也子
加藤武
- スタッフ
- 原作:李恢成
脚本:太田省吾/小栗康平
監督:小栗康平
撮影:安藤庄平
照明:佐藤幸次郎
美術:内藤昭
音楽:毛利蔵人
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 117分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1984年
Introduction(作品紹介/概要)
「泥の河」の小栗康平監督のデビューニ作目。原作は李恢成の同名小説で、劇団転形劇場の主宰者・太田省吾と小栗が共同で脚本化。在日朝鮮人青年と日本人少女との愛と別れを描いた作品。
Story(あらすじ)
昭和三十三年の夏の終わり、大学生だった林相俊(呉昇一)は、北海道の森駅に降り立った。父の親友の松本秋男(浜村純)を訪ねるためである。樺太から引き揚げて十年ぶりの再会であった。松本はトシ(園佳也子)という日本人の女性を妻にして、縁日でおもちゃを売って生計を立てる貧しい暮らしをしていた。そこに、伽耶子(かやこ)(南果歩)という高校生の少女がいた…。
差別問題を声高に告発するのではなく、真摯に生きる青年と少女の、悲しみの素顔と呼べるような表情を慈しみをもって描く。その透き通るような描写は、これまでの日本映画には見いだすことができなかったものである。
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