©1984 松竹株式会社
彩り河
- 公開年月日
- 1984年4月14日
- キャスト
- 真田広之
名取裕子
三國連太郎
平幹二朗
米倉斉加年
石橋蓮司
吉行和子
渡瀬恒彦
三國連太郎
- スタッフ
- 原作:松本清張
脚本:野村芳太郎/三村晴彦/仲倉重郎/加藤泰
監督:三村晴彦
撮影:花田三史
照明:山ノ上実
美術:横山豊
音楽:鏑木創
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ミステリー・サスペンス
人間ドラマ
- 本編尺
- 125分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1984年
Introduction(作品紹介/概要)
1956年から58年にかけて「週刊文春」に連載された松本清張の同名小説を『天城越え』の三村晴彦監督が映画化。幼い頃の父の死にやり場のない復讐心を燃やす孤独な青年・ジョーと、若くして水揚げされたふみ子の愛を壮大なストーリーで魅せる。
Story(あらすじ)
高速道路料金所職員の井川正治郎(平幹二朗)は、かつて東洋商産の取締役であったが、同期の高柳秀夫(夏八木勲)との派閥争いに敗れ退職した。井川は霞ケ関料金所で、東洋商産時代の愛人山口和子(吉行和子)を見かける。和子は、いまは銀座のクラブ・ムアンのママで、高柳を助手席に乗せていた。和子と高柳が帰宅すると下田忠雄(三國連太郎)という男が待っていた。下田は、実は昭明相互銀行社長で、和子は彼の愛人であった。下田は、「人類信愛」をモットーとする博愛主義者でとおっているが、その陰には、寿永開発という名のトンネル会社が存在し、社長の立石恭輔(佐藤允)をあやつっていて、またその地位から政界の中枢との太いパイプも持っていた。井川はムアンを訪れるが、和子に冷たくあしらわれる。それを観ていた業界紙の記者山越貞一(渡瀬恒彦)は、井川に声をかけ、和子のパトロンは高柳でないと告げる。山越は、業績の悪化を噂される東洋商産に深い探りを入れていた。下田の豪邸が放火された。犯人として、付近にたむろしていた、夜の銀座で車の誘導係をする通称ジョーこと田中譲二(真田広之)が連行されたが、放火が突然失火に変わり釈放された。犯人は和子であった。そして彼女は映画館でなにものかの手によって殺されてしまう・・・。
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