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震える舌

公開年月日
1980年11月22日
キャスト
渡瀬恒彦
十朱幸代
若命真裕子
中野良子
宇野重吉
スタッフ
原作:三木卓
脚本:井手雅人
監督:野村芳太郎
撮影:川又昂
照明:小林松太郎
美術:森田郷平
音楽:芥川也寸志/小熊達弥
区分
邦画
ジャンル
ホラー
ミステリー・サスペンス
本編尺
114分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1980年

Introduction(作品紹介/概要)

おいで、おいで・・・幼ない娘・・・。彼女はその朝、悪魔と旅に出た。破傷風に侵された少女と、それを看病する両親の闘病記を、ホラー映画のように纏め上げた異色作。監督は、『砂の器』や『八つ墓村』などで社会派、恐怖を描くことで定評の野村芳太郎。芥川賞作家・三木卓の同名の小説の映画化。奇病に取り組み、血も凍る恐怖を熱演した当時5才の子役の圧倒的な演技が見所。

Story(あらすじ)

東京郊外の団地に住む三好昭、邦江、娘の昌子の三人家族。昌子が近くの湿地で珍しい蝶を追い逃した夜、巨大な蝶が目に入る不気味な悪夢に襲われる。数日後、昌子は食べ物をこぼし鵞鳥のように歩くといった異変を見せ、激しい痙攣を起こして倒れた。救急車での搬送中、発作で舌を噛まないよう指を差し入れた昭は、昌子に指を深く噛み破られてしまう。
大学病院の検査により、原因は湿地の泥などに潜み、微量で人間を殺傷する極めて毒性の強い古代の微生物「テタナス(破傷風菌)」であると判明する。昌子は光と音を遮断された暗い病室で手足を縛られ、背骨が折れそうなほど体を弓なりに反らせる凄惨な闘病を余儀なくされる。不眠不休で看病を続ける昭と邦江も、傷口からの二次感染の恐怖や死への妄想に取り憑かれていく。平和だった家族の日常は一転し、目に見えない強毒の脅威によって、底知れぬ地獄へと投げ込まれていくのだった。

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