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元禄忠臣蔵・後篇
- 公開年月日
- 1942年2月11日
- キャスト
- 四代目河原崎長十郎
三代目中村翫右衛門
五代目河原崎国太郎 他前進座
市川右太衛門
海江田譲二
中村鶴蔵
川浪良太郎
高峰三枝子
- スタッフ
- 原作:真山青果
脚色:依田義賢/原健一郎
監督:溝口健二
撮影:杉山公平
照明:中島末次郎
音楽:深井史郎
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
- 本編尺
- 111分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1942年
Introduction(作品紹介/概要)
真山青果原作で、前進座一党出演のもとに溝口健二監督の大作として製作された。大谷社長自ら緊迫した時局に相応した企画として取り上げたもので、正義を尊ぶ武士道精神を主軸に、記録的構成による厳正な演出法がとられた。武家建築、言語風俗、民間建築、能狂言、史実、衣裳にわたって、諸権威をそれぞれ煩わして考証を厳にした。俳優は、前進座の嵐芳三郎(浅野内匠頭)、中村翫右衛門(富森助右衛門)、京町みち代(お遊)などのほか、下加茂撮影所や新興キネマからも多彩な顔ぶれが集まった。監督の溝口健二がこだわったワンシーン、ワンカットの映像が見もの。後篇は、「討ち入り後」が描かれている。
Story(あらすじ)
赤穂藩主・浅野内匠頭(嵐芳三郎)は、江戸城の松の廊下で吉良上野介(嵐芳三郎)に斬りかかる。多門伝八郎(小杉勇)のとりなしも空しく、浅野は無念のうちに切腹。主君の仇討ちを心に誓った国家老・大石内蔵助(河原崎長十郎)は、妻子との縁を切り、江戸へ向かう。
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