©1978 松竹株式会社
オレンジロード急行
- 公開年月日
- 1978年4月29日
- キャスト
- 嵐寛寿郎
岡田嘉子
森本レオ
小倉一郎
- スタッフ
- 脚本:大森一樹
監督:大森一樹
撮影:阪本善尚
照明:田村晃雄
美術:宮坂勝巳
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
人間ドラマ
- 本編尺
- 86分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1978年
Introduction(作品紹介/概要)
大森一樹が城戸賞を受賞した自身のオリジナル脚本を監督したコメディ。海賊放送を続ける心優しい若者と、したたかな行動派で、自動車泥捧を続ける二人の老人との交流を描く。老夫婦を嵐寛寿郎と岡田嘉子が演じた。
Story(あらすじ)
通信用の機械設備が整った小型トレーラーに、通称、メカ(志麻哲也)、流(森本レオ)、ファイト(小倉一郎)を乗せ、ダンプ(中島ゆたか)の運転する海賊放送車が軽快に走る。この車をアパートの一室から援護するのは、機械工業のプロ・羽島(河原崎健三)であった。しかし、開局以来7年を経たこの非合法放送も、生家の漁業を手伝うため、和歌山へ帰郷したメカの離脱で、難局に処する。残されたダンプ達のもとへ、メカから和歌山へ遊びに来るようにと、無線連絡が入った。ダンプ達は和歌山行きを決め、その道中で放送をしようと思い立つ。その頃、東京から家出をしてきたおじいさん、鈴木鈴之助(嵐寛寿郎)と、モーテルの従業員であったおばあさん、田中もと(岡田嘉子)が、自動車泥棒をして、ドライブとしゃれこんでいた。ところが、盗んだ車の後部座席に男の子が寝ていたため、誘拐事件と勘違いされ、二人は警察に追われ始める。道路沿いで手をふる鈴之介のために車を止めたダンプは、もとと男の子を運転台に乗せた後、まんまと車を盗まれてしまう。車内の放送室にいた流とファイトはいつのまにかダンプと入れ替わった老人達に驚きながらも、老人達が誘拐犯人と気づくと、インタビューを放送し始める。翌朝ファイトらが目を覚ますと、老人達は姿を消し、子供だけが運転台で眠っていた・・・。