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正義だ!味方だ!全員集合!!

公開年月日
1975年12月27日
キャスト
いかりや長介
加藤茶
仲本工事
高木ブー
志村けん
榊原るみ
金子信雄
スタッフ
脚本:加瀬高之/瀬川昌治
監督:瀬川昌治
撮影:丸山恵司
照明:三浦礼
美術:重田重盛
音楽:いずみたく
区分
邦画
ジャンル
コメディ
本編尺
95分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1975年

Introduction(作品紹介/概要)

ザ・ドリフターズが主演の“松竹ドリフ映画”の最終編となった第16作。キャンディーズら共演陣も充実。本作は、3作ぶりにタイトルに〈全員集合!!〉と入り、シリーズにあって番外編を思わせた前2作から、久々に従来のスラップスティック路線に立ち返り、ドリフならではの元気あふれるドタバタ喜劇が復活。明るい町づくりのため、暴力団追放運動の一環としてミニコミ誌作りに携わることになったドリフが演じる面々の珍騒動を、破天荒なタッチで綴った。ミヤコ蝶々、金子信雄ら、芸達者な共演陣に加え、当時の人気女性トリオのキャンディーズが出演し、ヒット曲「ハートのエースが出てこない」を唄っている。

Story(あらすじ)

横浜・伊勢浜町は平和で小さな町だが、レジャービル建設をめぐって、腕ずくでも立ち退かせようとする暴力団と、自分たちの土地を守ろうとする住民たちが対立していた。錨長太郎(いかりや長介)は、小さな広告店を経営していたが不況で倒産、流れ流れて伊勢浜にやって来て、部下の中西弘次(仲本工事)とインチキ広告屋を始めた。そして、住民が、暴力団・大神組々長の子分に脅迫されている事を聞き、町内会々長でクラブ蝶々を経営しているミヤコ(ミヤコ蝶々)に相談して、町内新聞を発行して正義を大衆に訴えようとした。暴力をふるわれた印刷屋の高井風太(高木ブー)にも協力してもらい、いよいよ創刊となった。だが、所詮はインチキ会社、アイデアが浮かばない。そんな時に、長太郎は自殺未遂をしたヒデオ(加藤茶)という男を連れて来た。ヒデオは田舎から警官を目指して上京したのだが、試験に落ちて生きる希望が無くなったのだった。ところが、このヒデオが、寝言の中でびっくりする程のアイデアをシャベリまくったのだ。今流行の劇画の世界で動物を使い、悪人を滅亡させるという奇想天外な話だった。一方、めぐみ(榊原るみ)は、巡査の志田(志村けん)の協力で人形劇によって子供たちに悪の追放を呼びかけていた。実は、めぐみの父・熊田卓造(金子信雄)は、かつては町内の人気者だったが、今では不動産会社を大神とグルになり経営、人々から憎まれているために、めぐみは反発して家を飛び出していた。ヒデオのアイデアの主人公ゴジレンジャーの劇画は、世間の共感を呼び、週刊スクープ社の津川などからは、一千万円の契約金を出す、などと言って来た。長太郎は勿論、承諾したのだが、ヒデオとめぐみは、儲けのためには描かない、と拒否した。やがて、卓造は、めぐみの人形劇の行動を知り、羞恥心から町内会に妥協することになった。しかし、腹の虫がおさまらない大神は、最後の手段として、めぐみを誘拐した。この事を知った長太郎たちは、横浜本牧埠頭で追いつ追われつの大格闘の末、大神一派を警官に引き渡した。

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