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しあわせの一番星

公開年月日
1974年3月30日
キャスト
浅田美代子
西城秀樹
山形勲
篠ひろ子
スタッフ
脚本:石森史郎
監督:山根成之
撮影:川又昂
照明:小林松太郎
美術:森田郷平/横山豊
音楽:高田弘
区分
邦画
ジャンル
青春もの
人間ドラマ
本編尺
86分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1974年

Introduction(作品紹介/概要)

可愛いお伝いの娘が、その底ぬけの天真欄漫さで明るくさわやかに生きていく姿を描く青春映画。脚本は「ひとつぶの涙」の石森史郎、監督は「新・同棲時代 -愛のくらし-」の山根成之。主題歌は「しあわせの一番星」(浅田美代子)、挿入歌は「赤い風船」(浅田美代子)、「薔薇の鎖」「愛の十字架」(西城秀樹)、「お手やわらかに」(夏木マリ)

Story(あらすじ)

16歳の美世子(浅田美代子)は、この春、ふるさとの山々に別れをつげ、鎌倉市にある神山家にお伝いさんとして就職した。神山家は下宿屋を経営しており、下宿人は銀座のクラブでレジ係をしているジャネット(ジャネット八田)とOLの沙織(中川加奈)。神山家の当主・周造(山形勲)は、もと刑事部長を勤めたことのある61歳のガンコ爺さん。だから、一人娘の夕子(篠ひろ子)が小さなおでん屋を経営する武(秋野太作)と恋愛中と知ると、大反対するありさま。でも、さすがの周造も太陽のように明るい美世子の働きぶりにはつい頬がゆるんでしまう。ある日、武の子を身ごもった夕子は、周造と衝突して家を出てしまった。一人娘に去られた周造は寂しさを紛らわすために競艇場へ行った。そこで偶然にも、昔の部下のスリ係刑事・左近(橋達也)とジャネットの二人に出会った。周造は左近にジャネットを紹介した。何故か刑事と聞いてドギマギしているジャネットの美しさに、左近は一目で心を奪われてしまった。一方、美世子は、大好きな西城秀樹にそっくりなクリーニング屋の店員・英雄(西城秀樹)と仲良しになり、毎日が楽しく過ぎていた。そして、すっかりおでん屋のおかみさんにおさまった夕子に赤ちゃんが生まれたので、美世子は周造に仲直りするようにすすめるが、周造は頑として初孫を見ようとはしなかった。一方、左近は周造を通じてジャネットにプロポーズした。しかし、彼女は競艇場を稼ぎどころとするスリで、左近を愛し始めたものの、彼の前から姿を消そうとしていた。

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