©1972松竹株式会社
約束
- 公開年月日
- 1972年3月29日
- キャスト
- 岸恵子
萩原健一
三國連太郎
姫ゆり子
中山仁
殿山泰司
- スタッフ
- 脚本:石森史郎
監督:斎藤耕一
撮影:坂本典隆
照明:津吹正
美術:芳野尹孝
音楽:宮川泰
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ラブストーリー
- 本編尺
- 87分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1972年
Introduction(作品紹介/概要)
看守付きで仮出所した女囚と、刑事に追われる強盗犯が列車の中で偶然に隣り合わせになり恋に陥る。一一明日がない男と女の悲しい別離を描く。大女優・岸恵子と、アイドル“ショーケン”こと萩原健一の異色キャストで描くラブ・ストーリー。
Story(あらすじ)
「頂くわ、お弁当」「口をきいたな、あんた!」二人が初めて言葉を交わしたのは、こんなやりとりだった・・・
日本海を左手に北上する長い旅の列車で、若い男(萩原健一)が前の座席の年上の女(岸惠子)にあれこれ喋りかけたあげく、口を開かせたのは、男が駅弁を進めたのがきっかけだった。図々しいが奇妙に憎めぬところもあるこの男は、列車が終着駅に着くと、女を付け回した。その間、問わず語りに、自分も私生児だったと淋しい生い立ちを話したりした。無表情でどこか陰のある女も得体が知れなかった。街外れで墓参り、村井晋吉という男を訪ねて素っ気無く追い帰されると、がっかりした様子でついてきた男に、松宮螢子と名乗り、「31歳になる」、と初めて身の上らしきものを語った。二人の間にほのかな親近感が生まれた。男は螢子に、明日、旅館で会ってくれと強引に約束させた。しかし、その時刻に男は現われなかった。待ちぼうけをくわされた螢子が、ゆきずりの男の言葉を信じた自分の愚かさを恥じ、上り列車に乗った時、息をはずませて男が飛び乗ってきた。男の真剣さに螢子は初めて赤裸々な自分を告白した・・・。
「約束」を見る
ご自宅で、ゆっくり何度でも。
いつでも、どこでも、お好きなサービスで。