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めくらのお市物語・真赤な流れ鳥
- 公開年月日
- 1969年3月15日
- キャスト
- 松山容子
長門勇
荒井千津子
柳沢真一
和崎俊也
多々良純
- スタッフ
- 原作:棚下照生
脚本:高岩肇/宮川一郎/鈴木生朗
監督:松田定次
撮影:川崎新太郎
照明:染川広義
美術:倉橋利韶
音楽:鏑木創
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
- 本編尺
- 88分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1969年
Introduction(作品紹介/概要)
棚下照生の長編劇画「めくらのお市物語」を高岩肇、宮川一郎、鈴木生朗の3人が共同で脚本化し、松田定次が4年ぶりに監督した股旅もの。撮影は川崎新太郎が担当している。
Story(あらすじ)
めくらのお市(松山容子)は、娘を尋ねて旅をする老人仁平(多々良純)をやくざから助けたことから、ふと自分の境遇を思い出した。お市が、雷の閃光を受けたのは7歳の時、母親が彼女を捨て去った雨の日だった。以来10年、お市は弥助(河野秋武)に拾われ、幸福な日々を送っていた。だが、弥助も伝蔵(天津敏)一味に殺され、途方に暮れてしまった。お市が弥助の墓前で一味に襲われた時、彼女を救ったのは、浪人の浮田(長門勇)だった。浮田は、お市に居合い剣法を教えたが、彼女が自分に想いを寄せるようになると、赤い仕込杖を残し姿を消してしまった。それからお市は、母探索と弥助のかたき追討の旅に出た。道中、仁平の娘およね(北口千春)を見つけたお市は、彼女の身受けをするため、上州屋の賭場で博奕をうった。お市は、その日政五郎親分(山村弘三)とサシの勝負をしていた好敵手お文(荒井千津子)のイカサマを見破り、賭場は大混乱した。一方、仁平は、およねの監禁された土蔵に忍びこんでいた。ところが、それを待ち受けていた伝蔵におよねともども惨殺されてしまった。伝蔵は、かつて仁平、弥助と街道を荒し回った盗賊だったが二人を裏切り、富を築いて豪商庄平衛になりすましていた。そして旧悪の露見することを怖れ旧友を殺したのだった。その頃、お市は政五郎の女房お浜(富永美沙子)に、賭場で稼いだ金を積み、およねを買い戻そうとしていた。お浜は、その時お市が実の娘であることを知ったが、告白できぬまま彼女を蔵に案内した・・・。
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