松竹の2000本以上の映画作品から、オススメ映画をご案内

文字サイズ

雪国

公開年月日
1965年4月10日
キャスト
岩下志麻
木村功
加賀まりこ
沢村貞子
早川保
柳沢真一
スタッフ
原作:川端康成
監督:大庭秀雄
脚本:大庭秀雄/斎藤良輔
音楽:山本直純
撮影:成島東一郎
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
文芸作品
本編尺
113分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1965年

Introduction(作品紹介/概要)

大庭秀雄監督が川端康成の文芸作品「雪国」を映画化。雪深い温泉町を舞台に、芸者・駒子と作家・島村とのたまゆらの交情を印象的に描く。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった…」の台詞が有名。雪国の風景を美しくとらえたカメラワークは必見。駒子を岩下志麻が演じている。

Story(あらすじ)

島村(木村功)が初めてこの温泉町を訪れた時、駒子(岩下志麻)は芸者ではなかったが、大きな宴会には頼まれて踊ることもあった。駒子は16の時に東京にお酌に出たが、旦那がついて、踊りの師匠で身を立てるつもりが、旦那の急死で実現せぬまま、この町で過ごしていた。島村は駒子に芸者を世話して欲しいと頼んだが、駒子は、欲望を処理する道具としてしか考えない島村に反発を感じた。また島村もそんな不思議なまでに清潔な駒子の姿に、侵し難い美しさをおぼえた。いつしか、駒子が島村の部屋を訪れるようになった。友達でいようという約束も、島村から破っていった。駒子は人目をしのんで夜更けに帰っていった。島村が、再び雪国を訪れたのは、半年後のことであった。車中、病人の青年を夫のようにいたわる女、葉子(加賀まりこ)の不思議な目に惹かれた島村はその病人行男(早川保)が駒子の踊りの師匠の息子だと知り驚いた。その頃駒子は芸者になっていた。二人は自由に逢瀬を楽しんだが、葉子の目は島村を冷たく刺した。島村は町の人から、葉子も駒子も師匠の養女だが、今では師匠をはじめ行男、葉子のめんどうを駒子がみているのだと聞いた。そして行男と駒子が許婚者であることも知った。この話を聞いた駒子は、行男との間を否定したが、それ以上何も語らなかった。島村が三度目にこの温泉場を訪れた時、師匠も行男もこの世の人ではなく駒子も今は、葉子と別れ、年期奉公の身であった。今は一人の男として、駒子を抱く島村の腕の中で、駒子は、芸者としてもて遊ばれた自分をみて、口惜し涙があふれた。

TOPへ戻る