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腰辨頑張れ
- 公開年月日
- 1931年8月8日
- キャスト
- 山口勇
浪花友子
加藤清一
- スタッフ
- 原作:成瀬巳喜男
脚色:成瀬巳喜男
監督:成瀬巳喜男
撮影:三浦光男
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 28分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1931年
Introduction(作品紹介/概要)
成瀬巳喜男監督の現存する最古の映画。成瀬監督にしては、なかなか喜劇タッチ、実験的映像も見られる映画であった。
Story(あらすじ)
物語は、とある貧しい暮らしをしている「父、母、息子の三人家族」を中心に描かれる。子が子供どうしの喧嘩をして、息子の進(加藤精一)が「僕、なにもしていないのにぶたれたから喧嘩した」と言うと、親父(山口勇)は「そうか、それは相手が悪いんだから、怒鳴り込みに行ってやる」と行こうとしたら、相手の子供の方がたくさん怪我していて怒鳴り込みに来られてしまう。妻(浪花友子)は夫に「こんな貧しい暮らしは嫌ですわ」とツッケンドンに言う。夫は、しがない保険勧誘員、契約とろうと必死になるが、ライバル会社の男(関時男)と喧嘩になる。ライバル男がその家の女中にハンカチをやれば、父親は子供達に「そうだ、俺は小遣いをやろう」と小銭を出すと子供達から「そんなはした金は要らない」と子供達の方が金持ちという貧乏ギャグ。そして、物語は進む。