
Ⓒ1958松竹株式会社
日日の背信
- 公開年月日
- 1958年2月16日
- キャスト
- 佐田啓二
岡田茉莉子
伊藤雄之助
桂木洋子
浦辺粂子
沢村貞子
小林トシ子
- スタッフ
- 原作:丹羽文雄
脚色:斎藤良輔
監督:中村登
撮影:長岡博之
音楽:黛敏郎
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ラブストーリー
- 本編尺
- 107分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1958年
Introduction(作品紹介/概要)
毎日新聞に連載された丹羽文雄原作の映画化。脚色は斎藤良輔、監督は中村登、撮影は長岡博之がそれぞれ担当した。主演は佐田啓二、岡田茉莉子、伊藤雄之助、その他に桂木洋子、小林トシ子、内藤武敏など。妻のある佐田啓二が、宝石商の二号である岡田茉莉子との愛欲に身も心もひかれるストーリーが話題を呼んだ。
Story(あらすじ)
病気がちな妻(桂木洋子)のほかに、地位も財力にもなにひとつ不自由のない、経済雑誌の壮年社長土居広之(佐田啓二)は、山の温泉宿でふと行きずりに屋代幾子(岡田茉莉子)という女を知った。幾子は銀座で宝石商を営む六角庫吉(伊藤雄之助)の妾であった。六角は前の女の子供を幾子に引きとらせるなど、その態度は横暴をきわめた。しかし不幸な境遇から六角に救われた幾子の忍従の生きかたに、広之は心惹かれるのであった。広之はせっせと幾子が六角からまかされている煙草屋に通った。また親友の大学教授岸(内藤武敏)や、バーのマダム(桜むつ子)に応援を頼んだが、幾子の態度は変わらなかった。六角は幾子と広之の交渉を知って、彼女を打擲した。幾子はそこで初めて自分の生活をたて直す心を決めた。そしていつしか幾子の心の中にしのびいっている広之に相談して…