
Ⓒ1962松竹株式会社
背くらべ
- 公開年月日
- 1962年6月3日
- キャスト
- 川津祐介
島かおり
乙羽信子
- スタッフ
- 脚本:山田太一
監督:大槻義一
撮影:小原治夫
音楽:木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ラブストーリー
- 本編尺
- 66分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1962年
Introduction(作品紹介/概要)
師匠の木下惠介監督が愛弟子のために自ら企画し、同門の山田太一助監督が脚本を執筆、大槻義一が監督した純愛メロドラマ。撮影は小原治夫が担当している。至純な兄弟とその母がうたう愛の抒情詩。
Story(あらすじ)
富士山が望まれる富士吉田市。この町の一隅に勝田操(乙羽信子)の一家があった。長男の貞夫(川津祐介)には村上という織物工場の一人娘愛子(島かおり)という恋人があり、母の操、弟の勉(石川竜二)はそこで働いていた。貞夫は弟の勉だけは大学にやりたいと、母の操と相談していた。ある日、貞夫の工場で当然先輩の向井(末永功)がなると思われていた係長の椅子に、東京から別の人間が迎えられた。このことは貞夫にとってショックだった。この工場にいてはいつまでもうだつが上らないという焦燥の念がおきたのだ。だが、愛子の両親は貞夫を婿養子として、織物工場の後継ぎにしようと思っていた。こんな状況の貞夫に、東京の南千住で町工場を経営している叔父(土紀洋児)から、重要な地位をまかせるから上京せよという手紙が届いて・・・