
©1952松竹株式会社
鳩
- 公開年月日
- 1952年10月11日
- キャスト
- 石浜朗
有島一郎
美山悦子
小園蓉子
- スタッフ
- 脚本:中山隆三
監督:野村芳太郎
撮影:赤松隆司
音楽:木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 44分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1952年
Introduction(作品紹介/概要)
「ハト少年」として新聞に書かれた実話から「適齢三人娘」と中山隆三が脚色し、新人監督野村芳太郎がメガフォンをとっている。野村芳太郎は故野村芳亭の一粒種で、戦後復員して助監督として働いていたもの。撮影の赤松隆司も新人である。上映時間44分のSP映画。SP映画とは松竹独特のシスター映画で、姉妹篇“Sister Picture”のこと。上映時間40~50分を限度としている。
Story(あらすじ)
三浦勇(石浜朗)の通う高校では伝書鳩を飼育する友人が数人いて、なかでも友田一郎(磯貝元男)の家には立派な鳩舎があった。勇は一郎の家へ遊びに行って一番の子鳩を貰って来た。勇は反対する父(有島一郎)に、何もかも自分一人でやるからと約束して鳩を飼うことを許してもらった。その子鳩が、いつまでも馴れないので、ある日勇は一郎の家から大切な親鳩を借りて来たが、不幸にも猫に喰い殺されてしまった。責任を感じた勇は、二万円もする親鳩を弁償するため、自分が働いてお金を貯めようと思い、家出して、甲州の葡萄園へ働きに行って・・・