Ⓒ1953松竹株式会社
勢揃い・大江戸六人衆
- 公開年月日
- 1953年12月22日
- キャスト
- 花菱アチヤコ
伴淳三郎
宮城千賀子
北上弥太朗
- スタッフ
- 脚本:八住利雄
監督:斎藤寅次郎
撮影:服部幹夫
音楽:加藤光男
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 96分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1953年
Introduction(作品紹介/概要)
『あつぱれ五人男』『あつぱれ五人男』につづく斎藤寅次郎の江戸物パロディ喜劇。八住利雄の脚本、撮影は服部幹夫、音楽は加藤光男があたっている。アチャコ、伴淳、北上弥太朗、堺駿二、永田光男、益田キートン、千秋みつる、鮎川十糸子など出演者は斎藤作品のレギュラーである。
Story(あらすじ)
河内山宗俊(花菱アチヤコ)、松平出雲守(益田喜頓)の行列を乱した罪で捕えられそうになった少年三吉(伊藤隆)と母のお半(鮎川十糸子)を助け、松平の家臣北村大膳(田中謙三)を脅して大金を取った。お半は三年前に江戸へ出た夫片岡直次郎(北上弥太朗)を探していた。涙の身上話を隣家で聞いた慌て者の魚屋暗闇の丑松(伴淳三郎)は、お半らをてっきり宗俊の妻子と勘違いし、宗俊に惚れている髪結おもん(浪花千栄子)に告げたので、ここに一騒動あったが誤解は直ぐとけた。当の直次郎は花魁三千歳(宮城千賀子)に会うため、スリまで働いている有様だった。宗俊は手切金を作るため苦心する。色好みの出出雲守が質屋のアプレ娘お浪(千秋みつる)を腰元に出せと、家臣金子市之丞(永田光男)に命じて談判をしているのを知った彼は、お浪に首ったけの丑松をその許婚者に仕立てて出雲守の話を断り、質屋から五十両の礼金を取った。その金で直次郎と手を切ってくれと頼む宗俊に、三千歳は金には目もくれず、心で泣きつつ承知して…。