夢みる人々

公開年月日: 1953年2月18日

キャスト: 若原雅夫
高峰三枝子
桂木洋子
若杉英二
紙京子

スタッフ: 原作：吉屋信子
脚色：野田高梧
脚色：中村登
監督：中村登
撮影：厚田雄春
照明：高下逸男
美術：熊谷正雄
音楽：奥村一

区分: 邦画

ジャンル: 人間ドラマ

本編尺: 96分

カラー: モノクロ

製作国: 日本

製作年: 1953年

Introduction（作品紹介/概要）

吉屋信子原作の恋愛メロドラマで六大新聞に連載された傑作。「波」「夏子の冒険」「春の鼓笛」の気鋭・中村登監督が好調の余波を駆って製作する美しくも清らかな恋のメロドラマ。

Story（あらすじ）

南方から帰還した伴真也（若原雅夫）は相思の仲の百合子（高峰三枝子）が義理のため浜口賛平（山路義人）の息子敏夫（細川俊夫）と結婚しているのを知って深く失望したが、不幸な百合子を励まして敏夫との結婚生活を幸福なものとするように教えた。父の世話したことのある柴田良介（柳永二郎）の世話で建築家として再出発するが、良介の娘澄子（桂木洋子）は彼を想っていた。真也へ設計を頼みに来た縁で、垣本藤恵（沢村貞子）の息子公一（若杉英二）は澄子を知って結婚を申し込んだ。澄子は真也の百合子への思慕がたやすく拭い去られるものでないことを知って、脚の悪い公一と結婚する決心をした。真也は公一と澄子が結ばれる美しい姿をながめ、過去を忘れ自己完成への道を進もうと決心した。