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男の挑戦

公開年月日
1968年3月1日
キャスト
石坂浩二
水原弘
佐藤友美
園江梨子
栗塚旭
スタッフ
脚本:才賀明
監督:土居通芳
撮影:平瀬静雄
音楽:小川寛興
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
85分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1968年

Introduction(作品紹介/概要)

才賀明がシナリオを執筆し土居通芳が監督した青春もの。撮影は平瀬静雄が担当している。

Story(あらすじ)

日本自動車の社長・津田義太郎(小沢栄太郎)の次男・弘(石坂浩二)は、毎日のように会社のスピードテスト場に来ては、猛スピードで車を走らせていた。ある日、そんな弘を誰もとがめようとしなかったが、テストドライバーの猪木(栗塚旭)だけが弘の横暴を責めた。怒った弘は猪木にレースを挑んだが、惨めな敗北を喫してしまった。それ以来、弘は猪木を抜くため、本気になってレーサーとしての腕を磨き始めた。弘には出生の秘密があった。今の母・三技(三宅邦子)の子ではなく、津田が昔、女事務員に生ませた子だった。そして、猪木の恋人で美容院をやっている規子(佐藤友美)は弘の実の姉だったのだ。猪木はそれを知ってはいたが、弘には黙っていた。そんなことは知らない弘は、自分を子供扱いにする父に反発して家を飛び出し、ライバル会社ジャガー自動車の社長令嬢伶子(沢知美)と親しくなった。そんな時、米国製スポーツカーの日本販売権を獲得した日本自動車と、国産スポーツカーを同時期に売り出すことになったジャガー自動車との間に、スピードテストが行なわれることになった。日本自動車は猪木が、そしてジャガー自動車は自力で試乗資格を手に入れた弘が、それぞれ新車に乗りこむことが決まった。猪木は規子の妊娠を知ってテストが終ったら結婚しようと約束して車に乗ったが、義弟になるかもしれない弘と争うことに、気が重かった。その猪木が、最後の一周という時に思わずハンドルさばきが鈍ったのはそのためだったかも知れない。猪木の車は柵に激突、炎上してしまい…

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