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祇園の姉妹(’36)
- 公開年月日
- 1936年10月15日
- キャスト
- 山田五十鈴
梅村蓉子
志賀廼家弁慶
- スタッフ
- 原作:溝口健二
脚色:依田義賢
監督:溝口健二
撮影:三木稔
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 69分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1936年
Introduction(作品紹介/概要)
溝口健二が自らの原作を監督した、最高傑作と評される人間ドラマ。京都・祇園の色街で働く姉妹を主人公に描いている。依田義賢が脚色を担当。山田五十鈴と梅村蓉子が対照的な姉妹を見事に演じ分けた。残念ながら一部のフィルムが消失してしまっている。1956年に同名で再映画化された。
Story(あらすじ)
義理人情に厚く男に尽くす姉の梅吉(山田五十鈴)と、気が強く男から金品を得ようとする妹のおもちゃ(梅村蓉子)。二人は京都で有名な芸妓の姉妹だった。ある日、梅吉の世話をしていた古沢が二人の家に転がり込んできた。姉が留守なのを良いことに、今や破産し無一文となっていた古沢を、おもちゃは追い出してしまう。二人はそれぞれ男を相手に商売を続けるが、現実は厳しく、やがて男に裏切られ惨めに捨てられてしまう。