©1962 松竹株式会社
からみ合い
- 公開年月日
- 1962年2月17日
- キャスト
- 山村聰
渡辺美佐子
千秋実
岸惠子
宮口精二
仲代達矢
- スタッフ
- 原作:南条範夫
脚色:稲垣公一
監督:小林正樹
撮影:川又昻
照明:青松明
美術:戸田重昌
音楽:武満徹
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ミステリー・サスペンス
人間ドラマ
- 本編尺
- 108分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1962年
Introduction(作品紹介/概要)
南条範夫の小説を原作に、遺産をめぐる人間の赤裸々な欲望に小林正樹監督が鋭いメスを入れるサスペンス映画。虚々実々の醜い駆け引きの中、ひとりの平凡な女が徐々に悪の華を開かせていく様が圧巻で、演じる岸惠子の美貌と存在感が魅惑的に活かされた作品ともいえよう。また本作で初めて武満徹が小林映画の音楽を担当し、犯罪の匂いが濃厚に立ちこめるジャズの調べを披露。以後、彼は小林映画に欠かせない存在となっていく。
Story(あらすじ)
ガンで余命3カ月と宣告された会社社長・河原は、かつて関係があった3人の女性の子供たちに遺産の3分の2を渡すべく、秘書課長の藤井、顧問弁護士の吉田、そして秘書のやす子に、手分けして捜索を命じる。しかし、河原の妻と不倫関係にある藤井も、部下の古川に捜査を命じる吉田も、それぞれ遺産をわが物にしようと画策していく。そんな中、やす子は河原に無理やり抱かれた。やがて遺産相続を決定する日がやってきた。
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