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女の坂

公開年月日
1960年6月17日
キャスト
岡田茉莉子
佐田啓二
河内桃子
高千穂ひづる
乙羽信子
北上弥太朗
スタッフ
原作:沢野久雄
脚本:新藤兼人
監督:吉村公三郎
撮影:宮島義勇
照明:蒲原正次郎
美術:大角純一
音楽:黛敏郎
区分
邦画
ジャンル
ラブストーリー
人間ドラマ
本編尺
107分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1960年

Introduction(作品紹介/概要)

静かな古都・京の街に生きる女たちの恋の哀歓をつづった抒情詩。巨匠・吉村公三郎が女心の綾を浮き彫りにする!

Story(あらすじ)

京銘菓の老舗「鍵村」は当主が亡くなって以来、親類で同業である「藤膳」が面倒を見てきていたが、血族の津川明恵(岡田茉莉子)が女相続人として乗り込んで来た。明恵は箱根で育った発らつとした現代娘で、京都へ来るまでは「鍵村」の家を改造して洋裁店を開くつもりでいたが、古くから働いていた谷次(冨本民平)が「鍵村」自慢の京時雨をつくる姿を見て、その美しさに京時雨をつくってゆく決心をする。
こうした中に明恵にも愛情を抱く人がいた。かつて母の恋人だった版画家の矢追三郎(佐田啓二)が母の紹介で「鍵村」に泊まりに来て以来、明恵は矢追に惹かれていたのだ。

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