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東京暮色
- 公開年月日
- 1957年4月30日
- キャスト
- 原節子
有馬稲子
笠智衆
山田五十鈴
高橋貞二
田浦正巳
杉村春子
山村聰
信欣三
藤原釜足
中村伸郎
- スタッフ
- 脚本:野田高梧/小津安二郎
監督:小津安二郎
撮影: 厚田雄春
照明:青松明
美術:濱田辰雄
音楽:斎藤高順
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 140分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1957年
Introduction(作品紹介/概要)
登場人物の心の陰影を焼き付けた小津作品最後の白黒映画。
小津作品の中でもユーモアは影を潜め、最も暗い、悲劇的な印象の作品だが、傷を抱えた登場人物たちの底の見えない圧倒的な孤独感は普遍的なものであり、この家族ドラマには今の時代にも必要とされているメッセージが込められている。入魂の演技を見せる山田五十鈴が出演した唯一の小津作品。
Story(あらすじ)
心に傷を抱えた登場人物がおりなす、異色の家族ドラマ。銀行に勤める周吉(笠智衆)には、妻の喜久子(山田五十鈴)が自分の部下と駆け落ちして以来、男手ひとつで育ててきた二人の娘がいる。姉の孝子(原節子)はしっかり者だが不幸な結婚に苦しみ、幼子を連れて実家に戻って来る。妹の明子(有馬稲子)は不実な大学生にだまされ妊娠してしまう。そんなある日、周吉の妹・重子(杉村春子)が兄と子供を捨てたはずの喜久子を街で見かける。明子もまた、自分の母とは知らずに喜久子と出会う。
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