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伝七捕物帖 美女蝙蝠

公開年月日
1957年1月29日
キャスト
高田浩吉
草笛光子
伴淳三郎
瑳峨三智子
北竜二
スタッフ
原作:野村胡堂/城昌幸/谷屋充/陣出達朗/土師清二
脚色:永江勇
監督:福田晴一
撮影: 片岡清
照明:村田政雄
美術:川村鬼世志
音楽:万城目正
区分
邦画
ジャンル
時代劇
本編尺
105分
カラー
カラー
製作国
日本
製作年
1957年

Introduction(作品紹介/概要)

捕物作家クラブの野村胡堂、城昌幸、谷屋充、陣出達朗、土師清二の協同執筆になる捕物小説より、福田晴一が監督する、伝七シリーズ第七篇、初の天然色作品。脚本は永江勇、撮影は片岡清。主な出演者は高田浩吉、瑳峨三智子、草笛光子、水戸光子、伴淳三郎、大谷友右衞門、ほかに石黒達也、山路義人、北竜二、戸上城太郎など。

Story(あらすじ)

奥州一の分限者、本間治左衞門(海江田譲二)は、舟奉行久世但馬(北竜二)の示唆で江戸の将軍家へ献上金として純金ののべ棒五本を差出すことになり、竜神丸にこれを積込む。だが献上金と称し、のべ棒を横領する下心の但馬は、一味の舟主鉄五郎(戸上城太郎)や乗組頭市兵衛(寺島貢)、その組下の政吉(四代目中村雀右衛門)らと計り、途中、嵐の夜に毒を盛って乗組全部を殺害、仲間の筈の市兵衞と毒死を免れた政吉を海中に投じ、舟を沈めて証拠をなくした。奪った金塊は、道観山と呼ぶ深山の奥、蝙蝠谷の洞窟に隠して山伏姿の但馬の腹心矢源太(石黒達也)と妖術使いの老婆に護らせ、異国に売って巨利を得ようと考えた。万一を予測の上、娘お咲(瑳峨三智子)の背に金塊埋蔵図を刺青して置いた市兵衞は政吉共々、辛うじて一命を全うし、江戸に戻ってお咲を探しあて金塊を我が手にと考えたが、果せぬ仲、一味の手にかかって果てた。一見、自殺と覚しき彼の死骸に目を光らせた、御存じ黒門町の伝七(高田浩吉)。愛妻お俊(草笛光子)の父、池の端の万五郎が秘密の一端を掴みかけて同じく殺害されるに至り、敢然、事件解決に乗出す。

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