©1954松竹株式会社
三つの愛
- 公開年月日
- 1954年8月25日
- キャスト
- 山田五十鈴
岸惠子
三島耕
伊藤雄之助
- スタッフ
- 脚本:小林正樹
監督:小林正樹
撮影:井上晴二
照明:小泉喜代司
美術:平高主計
音楽:木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 114分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1954年
Introduction(作品紹介/概要)
「単なるホームドラマとは違う、ピューリタンなシャシン」をめざして、初めて自らのオリジナル脚本で完成させた、純粋なる愛のドラマ。少年に教師、聖職者といったそれぞれの立場の異なる者たちの”無償の愛”の行方が、差別や偏見に翻弄されがちな人間の弱さと強さの両面を見据えつつ描出されていき、その中から「人はみな十字架を背負って歩み続ける存在」という、小林映画ならではのモチーフがストレートに訴えられている。
Story(あらすじ)
長野県・軽井沢の静かな村に、造り酒屋でタダ奉公することになった少年・郁二郎と、新任教師の里見通子らがやってきた。郁二郎は編入した学校で、特異児童の平太と出会う。自分のことを鳩だという平太に、恋人との関係が上手くいってない通子も興味を示した。そして「平太は自然に対してだけ魂が開かれ、そのときの彼は誰よりもまともで美しい」と語る神父の八杉には、かつて妻が若い男と駆け落ちして去られた過去があった・・・。
「三つの愛」を見る
ご自宅で、ゆっくり何度でも。