Ⓒ1960松竹株式会社
外濠殺人事件
- 公開年月日
- 1960年3月25日
- キャスト
- 大木実
城山順子
大泉滉
千之赫子
- スタッフ
- 脚本:植草圭之助
脚本:古川良範
監督:池田博
撮影:中島信雄
音楽:牧野由多可
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
人間ドラマ
- 本編尺
- 77分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1960年
Introduction(作品紹介/概要)
植草圭之助・古川良範の脚本を、『二度とないぞ青春は』の池田博が監督した、一人の運転手がたどる物語。撮影も『二度とないぞ青春は』の中島信雄。
Story(あらすじ)
タクシーの運転手小田清(大木実)は疲れた体で飛ばしていた時、若い女佐藤昌子(城山順子)をハネ飛ばした。乗車禁止を恐れた清は自分の下宿に昌子を連れて来た。翌朝、家まで送ろうと言う清に昌子は宿無しだと答えた。意味ありげな様子に彼女の膝の良くなるまで部屋に置いておくことこした清は、同宿の同僚・吉田(大泉滉)の昌子を見る目が気にかかった。昌子の足が良くなった頃、偶然、吉田が昌子に襲いかかっているのを見つけた清は吉田を殴り倒した。そして会社から金を借り五千円を吉田に渡して下宿を立退かせた。二人だけの生活が始まり愛情が自然に生れていった。暗い過去に怯える昌子は結婚に反対したが、清の純粋な愛情に未来を委せる気になった。二人は結ばれた。幸福な日々が過ぎた。そんな或る日、山口(諸角啓二郎)という男が現れた。昌子の姉の夫が彼女を青線バーに売り飛ばし売春を強要した。そこを逃げ出した時の前借三万円を払えと言うのだが…