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出来ごころ
- 公開年月日
- 1933年9月7日
- キャスト
- 坂本武
伏見信子
大日方傳
飯田蝶子
突貫小僧
谷麗光
- スタッフ
- 原作:ジェームス槇
脚本:池田忠雄
監督:小津安二郎
撮影:杉本正二郎
美術:脇田世根一
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
- 本編尺
- 100分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1933年
Introduction(作品紹介/概要)
坂本武、飯田蝶子、突貫小僧を組み合わせ、池田忠雄脚本を得て作られたいわゆる“喜八もの”の初で、若い二人の恋路に気づいて身を引く喜八の男気を描く人情喜劇の傑作。恋と友情を彩るユーモアが秀逸で人物像に『和製喧嘩友達』との共通点も見える。1933年度キネマ旬報ベストテン第1位。
<サイレント作品>
Story(あらすじ)
日雇い労働者の喜八(坂本武)は、相棒の次郎(大日方伝)の助けを借りて息子の富夫(突貫小僧)を育てている。喜八は若い娘・春江(伏見信子)に熱を上げるが、春江は次郎に気がある。しかし次郎のほうは冷たく彼女を拒む。喜八は彼女に思いを寄せれば寄せるほど酒に溺れ、息子と激しいケンカをする。だが、喜八は考え直して春江と次郎の応援をする。富夫が病気になり金を工面するため、次郎は北海道へ働きに行こうとしてその際に春江に愛の告白をする。喜八は行かせまいとして富夫を一膳飯屋のおとめ(飯田蝶子)に預けて、急いで船に乗って出発するが・・・
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