Ⓒ1942松竹株式会社
南の風 瑞枝の巻
- 公開年月日
- 1942年9月17日
- キャスト
- 佐分利信
笠智衆
高峰三枝子
河村黎吉
葛城文子
- スタッフ
- 原作:獅子文六
脚色:池田忠雄
脚色:津路嘉郎
監督:吉村公三
撮影:生方敏夫
音楽:早乙女光
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
- 本編尺
- 93分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1942年
Introduction(作品紹介/概要)
大船作品 獅子文六の原作を映画化した二部作の前編。戦争で燃え尽きた華族の青年を中心としたコメディ。会社をクビになってぶらぶら暮らしている優柔不断な青年を、佐分利信が飄々と演じている。その佐分利が惚れ込む、おでん屋の娘が高峰三枝子。佐分利の友人を演じた笠智衆が、独特な味わいで好演。
Story(あらすじ)
元男爵の息子(佐分利信)が主人公。おぼっちゃま育ちで仕事も長続きせずぶらぶら暮らしているところ、以前シンガポールで知り合った旧友(笠智衆)が儲け話を持ち込んでくる。西南戦争で死んだと思われていた西郷隆盛が、実は生き延びて東南アジアに渡って新興宗教を興し、現在は彼の遺児が教祖になっているという奇想天外な話。その宗教を日本に広めることが出来れば…ということで大いに乗り気になり、周囲の心配もよそに大金を注ぎ込む元男爵の息子だが…。