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男の歌

公開年月日
1962年3月11日
キャスト
吉田輝雄
初名美佐子
三井弘次
杉浦直樹
スタッフ
原作:菊島隆三
脚色:井手雅人
脚色:大河寿雄
監督:高橋治
撮影:加藤正幸
音楽:佐藤勝
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
84分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1962年

Introduction(作品紹介/概要)

『椿三十郎』の菊島隆三による原作を、井手雅人と大河寿雄が共同で脚色。高橋治が監督したボクシングもの。撮影は加藤正幸が担当している。吉田輝雄の主演モノで、「恋を呼ぶ男性美、吉田輝雄の魅力爆発!!」が宣伝フレーズ。

Story(あらすじ)

喧嘩が強くて男っぷりのいい中村純三(吉田輝雄)は、この界隈に縄張りをもつ秋田組の兄貴株。親分の大五郎(須賀不二男)も幹部の市村(高宮敬二)も純三には一目おいている。純三の恋人光子(初名美佐子)は彼が堅気になるのを願っており、酒屋を営んでいる光子の父松造(中村是好)も彼がそうなれば店で働いて貰ってもいいとさえ考えていた。ある夜、純三はふとした事から太洋拳の並木(杉浦直樹)とは知らずに喧嘩して、パンチをうけてのびてしまった。そんな純三の手当をしながら悪態をつく北原医師(三井弘次)。彼は亡き純三の父親とつき合いがあったことから、純三を我が子のようにかわいがっていた。翌日、試合を見に行った純三は、並木の堂々とした闘いぶりにすっかり魅せられ拳闘を習おうと決心した。それを知った光子は猛反対。だがその日から、純三はあの手この手で自分を売込みにかかった。その甲斐あって、彼は会長夫妻に認められたが、入門したければやくざの足を洗えと言いわたされた。仕方なく純三は大五郎に盃を返上したいと申出た。それを聞いて殺気だった大五郎に純三は、表向きだけでも盃を返したことにしてもらった。彼は北原にいれずみを消してもらいジムに通い始め…。

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