©1972松竹株式会社
初笑いびっくり武士道
- 公開年月日
- 1972年1月21日
- キャスト
- 萩本欽一
坂上二郎
森田健作
岡崎友紀
榊原るみ
光本幸子
- スタッフ
- 原作:山本周五郎
脚本:加藤泰
脚本:三村晴彦
脚本:野村芳太郎
監督:野村芳太郎
撮影:川又昂
音楽:富田勲
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
時代劇
- 本編尺
- 86分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1972年
Introduction(作品紹介/概要)
上意討ちの討手を買ってでた臆病な武士が、武芸の達人に立ち向かうというストーリーの中で、武士道の窮窟な枠を皮肉りながら、人間心理の機微をユーモアに描いた山本周五郎の時代小説の映画化。監督は野村芳太郎。コント55号としての最後の主演作である。
Story(あらすじ)
双子六兵衛(萩本欽一)は、福井藩内に知れ渡った臆病者だった。殿中で、便所に行く白装束の殿様を幽霊と見間違え、仲間たちの蔑みと嘲笑を浴びる始末だ。ある日、六兵衛にとって、汚名挽回の絶好の機会が到来した。というのは、藩お抱えの武芸指南仁藤昂軒(坂上二郎)が、狩場で殿ご寵愛の小姓加納平兵衛(ピーター)を斬り逃亡したのだ。殿は烈火のごとく怒り討手を出すことになった。その討手に妹のかね(岡崎ゆき)が泣いてとめるのも聞かず、六兵衛は志願した。九頭竜川沿いの街道を早籠でとばした六兵衛は、大聖寺川の渡し場で、昂軒に追いついた。だが六兵衛は、昂軒が十数人の荒くれ人足を蹴散らして、若い武家娘を救っている光景を目撃して、今さらながら昂軒の強さを思い知らされた。山中温泉を過ぎ、安宅ノ関を通っても弱きの六兵衛にチャンスはこない。尋常な手段では、到底成功はおぼつかないと悟った六兵衛は、心理作戦をたてる。昂軒の後を執拗につきまとって四六時中「人殺しー」と怒鳴り続けるのだ。最初は豪快に笑い飛ばしていた昂軒もメシは食えず、夜もろくろく眠れない。やがて越後高岡の松葉屋で二人は同宿した。昂軒の部屋を見張っている六兵衛から、宿の女将およう(光本幸子)は、事の始終を聞かされて感動する。翌日から二人で昂軒の後を追った・・・。
「初笑いびっくり武士道」を見る
ご自宅で、ゆっくり何度でも。
いつでも、どこでも、お好きなサービスで。