好きなアンタハン

公開年月日: 1953年1月9日

キャスト: 神楽坂はん子
森川信
雪代敬子
小林十九二
清水一郎

スタッフ: 脚本：柳沢類寿
監督：穂積利昌
撮影：池田長造
音楽：万城目正

区分: 邦画

ジャンル: 人間ドラマ

本編尺: 23分

カラー: モノクロ

製作国: 日本

製作年: 1953

Introduction（作品紹介/概要）

脚本は柳沢類寿。監督は穂積利昌。撮影は池田長造。出演者は神楽坂はん子、森川信、雪代敬子などに小林十九二、清水一郎、遠山文雄が助演。

Story（あらすじ）

三等郵便局員昭六(森川信)はお人好し。同僚のはる子(雪代敬子)と恋仲だが、神楽坂はん子(神楽坂はん子)の熱狂的なファンで一度彼女の唄を直接聞きたいというのが彼の一生の願い。ある日はん子がこの郵便局へ現われてからその熱はいっそう激しくなった。ある日局へ覆面の強盗が現われ、彼の机にあった札束をつかんで逃げた。昭六が追ってこれを捕えて見ると、友達の徳松(清水一郎)だった。奪った金を山分けするから見逃してくれという徳松の訴えに、ついふらふらと･･･。その金ではん子を待合へ呼んで差し向かいでその唄を聞いていたのはよいが、折から踏み込んで来た刑事(遠山文雄)によって手錠をはめられた、と思ったのは夢。正気にかえった昭六は徳松の誘惑を尻目に警察へ突き出した。徳松には三十万円の懸賞金がついていて、昭六、はる子、局長(小林十九二)の三人は明るい笑顔で放送局の一室で憧れのはん子の唄を直接聞くことが出来た