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七人の刑事 女を探せ

公開年月日
1963年4月14日
キャスト
菅原謙二
堀雄二
芦田伸介
佐藤英夫
城所英夫
天田俊明
美川洋一郎
高千穂ひづる
田村高廣
スタッフ
脚本:高橋治
脚本:成田孝雄
監督:高橋治
撮影:加藤正幸
照明:市村政次郎
美術:森田郷平
音楽:山下毅雄
区分
邦画
ジャンル
ミステリー・サスペンス
本編尺
86分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1963年

Introduction(作品紹介/概要)

『七人の刑事』シリーズの二作目。高橋治と成田孝雄が共同で脚本を執筆、高橋治が監督、撮影は加藤正幸が担当している。二つの事件のカギを握る三人の女! 臨場感溢れる傑作サスペンス。

Story(あらすじ)

早朝の川岸で少女が絞殺されていた。パトカーで急行した赤木主任(堀雄二)以下七刑事の面々は、男物の靴が片方捨てられていたのを発見しただけで、捜査の決め手を掴むことは出来なかった。翌朝、被害者は簡単に割れた。非行少女たちの光明学院が火事で焼け、それに混れて脱走した四人の少女のリーダー格だった富田アキ子が現場写真と一致した。一緒に逃げたりゅう子(香山美子)、富士子(青山ミチ)、カオル(中村晃子)の三人の行く方は判然としなかった。数日後、杉山刑事(菅原謙二)に傍惚れした非行少女のハナエ(十朱幸代)が、カオルを捜し出して来た。カオルはお脳が弱くその上恐怖に怯え要領を得なかったが、刑事の鋭いカンはりゅう子と富士子はアキ子絞殺のキメ手を握っていると推理した。一方靴の所有主は米田無線の須田順吉(高木信夫)と判ったが、彼は三日も前から帰っていなかった。捜査一課は以前須田と恋仲だったバーの女高野雪子(高千穂ひづる)をつきとめ、彼女が今では外務省の局長夫人に納っていることを知った。須田の部屋を再検査の結果、須田と雪子の指紋が発見され、ルミノール検査では無数の人血の痕があった。須田が殺されたとしたら死体が動いているところから女一人の犯行に疑問があること、アキ子は死体処理の現場を目撃してホシから殺されたのではないか、七刑事の捜査はその線で統一された。その日の午後捜査線に浮び上ったのは雪子の兄で貿易調査新聞の営業部長をしている村上洋一郎(田村高廣)である。その村上は二日後に外国へ行くことが判明したが、逮捕の決め手は何もなかった。奮闘を続ける七人の刑事の顔に憂色が濃くなった頃、ハナエが杉山刑事にりゅう子と富士子の居所を知らせた・・・。

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