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純白の夜

公開年月日
1951年8月31日
キャスト
木暮実千代
森雅之
信欣三
津島恵子
河津清三郎
スタッフ
原作:三島由紀夫
脚本:柳井隆雄
脚本:光畑碩郎
監督:大庭秀雄
撮影:生方敏夫
音楽:黛敏郎
区分
邦画
ジャンル
人間ドラマ
本編尺
106分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1951年

Introduction(作品紹介/概要)

婦人公論掲載の三島由紀夫の原作「純白の夜」から柳井隆雄と、やはり柳井と共同で脚本を書いた光畑碩郎が協力している。撮影は生方敏夫である。主な出演者は河津清三郎、木暮実千代、森雅之、津島恵子、それに信欣三、村瀬幸子、高橋豊子、十朱久雄など。木暮実千代の人妻と森雅之の画家との大胆な恋愛を中心に、そのスキャンダルを知った第三の男がさらに木暮を犯す場面もあり、ヒロインが選ぶ結末にもインパクトのある問題作。

Story(あらすじ)

村松恒彦(河津清三郎)と郁子(木暮実千代)は評判のドラクロワのデッサンを見に銀座のある画廊へ立ち寄ったとき、楠(森雅之)に出逢った。彼は恒彦とは学習院時代の友達であったが、何よりも初めて見る郁子の美貌に惹かれた。それから楠は人妻である郁子に、あらわな恋情を示しはじめ、最初はそうした楠に反感を持っていた郁子も次第に彼にひかれ、そのアパートをたずねて接吻を許してしまった。その帰路郁子は恒彦の秘書沢田(信欣三)に見つかってしまい、それを種に、沢田は恒彦の留守の暴風雨の夜、郁子の心の虚につけ込んで彼女を自由にしてしまった。沢田はこれを破産の瀬戸ぎわにある楠に得々とつげた。楠は郁子を鎌倉へ誘い出し、もし真実自分を愛しているのなら、自分たちが今夜一緒に鎌倉の宿に泊まることを夫に電話で告げるようにというが、さすがに郁子はそれが出来なかった・・・。

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