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ひばりの悲しき瞳
- 公開年月日
- 1953年8月19日
- キャスト
- 美空ひばり
日守新一
藤乃高子
川喜多雄二
望月優子
- スタッフ
- 脚本:山内 久/馬場 当
監督:野村芳太郎
撮影:布戸 章
照明:小泉喜代司
美術:平高主計
音楽:万城目正
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ミュージカル・音楽映画
人間ドラマ
- 本編尺
- 94分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1953年
Introduction(作品紹介/概要)
『ひばり捕物帖 唄祭り八百八町』に次ぐ美空ひばり主演映画で、山内久、馬場当の脚本を、ひばり映画とは馴染深い瑞穂春海が監督している。撮影は布戸章、音楽は万城目正。美空を中心に日守新一、藤乃高子、川喜多雄二、草間百合子、望月優子、多々良純、中村正紀などが出演。
Story(あらすじ)
東京下町のある新制中学教員田辺真一郎(日守新一)には光子(藤乃高子)と瞳(美空ひばり)の二人の娘があった。瞳は父の中学の級のリーダー格で間近に迫った修学旅行やパンフレット製作に励んでいた。田辺は老教員で生活苦や婚期の光子の行く末など心痛が多いが、明朗な瞳を囲んでその家庭は明るい。しかし昔の教え子の不良の阿久津(三井弘次)に同情して生徒達の旅行積立金を用立てた事から窮地に陥る。かねて光子に好意を寄せていた作家志望の若い教師益本(川喜多雄二)は田辺の罪を着て辞職し郷里へ帰るが、誠実小心な田辺もまた辞職する。この事件以後瞳は級友に白眼視されるが、金八(中村正紀)や大助(庄司晃良)の協力で働き家計を助ける。瞳を歌手にしようとしている義弟の池田(多々良純)から瞳の行動を聞いたり、光子の友達、後藤PTA会長(北竜二)の娘冽子(草間百合子)が結婚すると聞いた田辺に、焦燥の日々が続く。待望の修学旅行へ行った瞳は帰途金八の家で、阿久津から例の事件の真相を知り、阿久津は後藤会長にも真相を語る。かくて田辺は後藤の会社への入社が決り、折柄上京した益本から光子への結婚の申込みもあって、田辺家の明け暮れはやがて旧に復すようだ。
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