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婚約指環（エンゲージ・リング）
- 公開年月日
- 1950年7月2日
- キャスト
- 田中絹代
三船敏郎
宇野重吉
薄田研二
吉川満子
増田順二
- スタッフ
- 脚本：木下惠介
監督：木下惠介
撮影：楠田浩之
照明：豊島良三
美術：森幹男
音楽：木下忠司
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
ラブストーリー
- 本編尺
- 96分
- カラー
- モノクロ
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1950年
Introduction（作品紹介/概要）
木下惠介監督と田中絹代の名コンビによるメロドラマ。当時田中は、戦後外国に渡航した日本人俳優第1号としてアメリカに赴き、帰国時のアメリカナイズされた彼女の様変わりぶりをマスコミはバシング。そのあおりを喰らって帰国第1作として製作された本作も、不倫を題材にしていたこともマイナス要因となり、評論家たちから悪意を持って迎えられた。しかし時を経て冷静な視線で見据えると、これは若く壮健な男性に惹かれていく中年女性の心理を繊細に描き得た上質の作品で（三島由紀夫は当時、本作を大絶賛したという）、相手役に黒澤明作品で脚光を浴びていた三船敏郎を起用したことも大いに成功しており、その一見無骨な中のナイーブな存在感も特筆すべき魅力となっている。
1950年7月1日 先行公開
Story（あらすじ）
病弱で療養中の夫に代わって貴金属店を営む妻・典子（田中絹代）と、夫の新たな担当医・江間（三船敏郎）。ふたりはいつしかお互いに惹かれ合っていく…。
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