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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(第11作)
- 公開年月日
- 1973年8月4日
- キャスト
- 渥美清
倍賞千恵子
浅丘ルリ子
前田吟
三﨑千恵子
松村達雄
- スタッフ
- 原作:山田洋次
脚本:山田洋次/宮崎晃/朝間義隆
監督:山田洋次
撮影:高羽哲夫
照明:青木好文
美術:佐藤公信
音楽:山本直純
- 区分
- 邦画
- ジャンル
-
コメディ
人間ドラマ
- 本編尺
- 99分
- カラー
- カラー
- 製作国
- 日本
- 製作年
- 1973年
- ロケ地
- 北海道 網走支庁 網走市 網走駅
北海道 網走支庁 網走市 網走橋
北海道 網走支庁 網走市 卯原内
千葉家 松戸市 京成電鉄五香駅
Introduction(作品紹介/概要)
寅さんと同じ境遇の旅回りの歌手・リリーこと松岡清子が初登場。 北海道の網走で出会った二人は、その後、何度も旅先でさまざまなドラマを展開していくことになる。寅さんが北海道の牧場で堅気になろうと開拓部落の酪農の手伝いを始めるが、それが果たして持続するかは別。家庭に縁の薄いリリーが柴又で団らんを過ごす。
Story(あらすじ)
実父の七回忌に柴又へ帰った寅さんだったが、さくらの欲しがるピアノのことで恥をかかされたと出て行ってしまった。それから北海道・網走で三流歌手・リリーと仲良くなり、堅気になろうと酪農家の手伝いを始めるが、三日目で熱を出し、さくらに引き取られ柴又へ戻った。そこでリリーと再会、リリーはとらやへ度々訪れ家庭の味に触れるにつれて、安飲み屋の女将をしている母に会いたくなった。しかし、金をせびる母に幻滅、その夜、酔って寅さんに絡み、寅さんが話しを聴いてくれないととらやを飛び出してしまう。
寅さんが親の愛を知らずに育った自分と似た境遇の女性と知り合うシリーズ11作。
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「男はつらいよ 寅次郎忘れな草(第11作)」のちょっといいセリフ
おてんとうさまは見ているぜ
- セリフを選んだ理由
- 映画の冒頭、寅次郎が居眠り中に見ている夢。悪政のせいで陰でこそこそ弱い者いじめが横行する荒廃した世の中。無法者たちに理不尽にも金品をせしめられている貧しい親子(倍賞千恵子、前田吟、松村達雄)を、颯爽と現れ救った、寅次郎という名のさすらいの風来坊(渥美清)が、去り際に放った捨てゼリフ。幾ら世が荒れても、陰でこそこそ悪いことはできないよ、必ず誰かが見ているよ、という強いメッセージです。