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カルメン純情す

公開年月日
1952年11月13日
キャスト
高橋秀子
若原雅夫
淡島千景
小林トシ子
斉藤達雄
東山千栄子
スタッフ
脚本:木下惠介
監督:木下惠介
撮影: 楠田浩之
照明:豊島良三
美術:浜田辰雄
音楽:黛敏郎
音楽:木下忠司
区分
邦画
ジャンル
コメディ
本編尺
103分
カラー
モノクロ
製作国
日本
製作年
1952年
公式サイト
https://www.cinemaclassics.jp/kinoshita/

Introduction(作品紹介/概要)

ストリッパーのリリィ・カルメン 今度は純な想いで恋愛モードに突入!

Story(あらすじ)

浅草のストリッパー、カルメン(高峰秀子)のもとに男に捨てられた旧友朱實(小林トシ子)が赤ん坊を抱いて舞い込んできた。善処のめどもつかないまま、二人は泣きの涙で赤ん坊を捨てたが、折からの火事騒ぎで急に心配になり、引き返してくる。ちょうどパリ帰りの芸術家須藤(若原雅夫)が家の前の捨て子を許の情婦レイ子(北原三枝)の仕業と思いこみ、カンカンになって電話で相手を難詰している最中だった。須藤と知り合ったカルメンはその不可解な様式の作品に大感激し、やがて尊敬がほのかな慕情に変わる。須藤にモデルを頼まれても裸になれない彼女だった。須藤は代議士候補佐竹熊子女史(三好栄子)の娘、アプレ派の千鳥(淡島千景)と、三百万円の持参金目当てに婚約しているが、ある日下情視察と称する熊子女史を案内してストリップ小屋に現れた。客席に恋しい人を見出したカルメンは、どうしても裸になれず、ついに首を言い渡された。朱實と共に日雇仕事を転々して今はラッキー食堂に勤めているカルメンの所へ、千鳥、須藤の結婚を呪う手紙の主と誤解した熊子女史が怒鳴りこんでくる。あまりにも真剣なその様子を須藤が自分を愛している為と勘ちがいした彼女は、千鳥に恋を譲り、幸福に微笑みながら迫る生活苦と闘うのだった。

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